

企業の社会的責任を求める声が強くなる一方、「格差社会」等の新たな問題も生まれ、大きな転換期を迎えている日本の産業社会。現在の企業が抱えている課題の多くは、効率優先の経済至上主義が招いた結果ではないでしょうか。
「産業福祉マネジメント」とは、これからの企業や社会の進むべき方向性を「全ての人を幸せに」という福祉の原点からとらえ直し、現代の様々な問題を解決できるマネジメント能力を養うための新しい取組みです。
本学科では、福祉のこころを基本に、経済・経営・法律・労働の基礎知識を習得し、問題発見・解決能力を発揮して、将来は企業・行政・福祉施設等でマネジメントや企画立案が出来、将来的にはトップリーダーになれる人材を育成します。

100年後の日本を見据え、各界でリーダーシップを発揮できる強い精神力を持ち自立(自律)した人材を創り出すべく、問題解決型の講義を展開します。


1、産業福祉マネジメント学科のカリキュラム群は大きく分けて以下の3つがあります。希望によりいずれの科目も履修できるようになっています。
(1)企業向けのカリキュラム群
(2)行政・団体などの公共・非営利組織向けのカリキュラム群
(3)職場の安全管理を目指す「第一種衛生管理者」の資格取得を目指すカリキュラム群です。
2、自分の将来が見える人材育成を行うため、1年生からの「キャリア教育」の充実に力を入れています。
3、少人数のゼミ活動が充実しています。例えばホスピタリティ研究で「東京ディズニーランド」に調査に行くゼミもあります。
現行の産業福祉学科の卒業生は、既にその約70%が企業等に就職しています。しかも、その傾向は年々強まっているというのが実態です。産業福祉マネジメント学科は、こうした実態を肯定的に受け入れ、積極的に促進する形で改編しました。したがって、産業福祉マネジメント学科の卒業後の進路としては企業をはじめ、行政機関やその他団体等を視野に入れることになります。
今や、世界規模での企業間競争が激しくなっています。そうした事情や背景があって、企業等では人材・組織・情報・製品開発等あらゆる局面で問題発見・問題解決型のマネジメント能力が今までになく求められています。
産業福祉マネジメント学科の卒業生の就職先としては、企業および行政機関等を中心に想定しております。したがって、そういう視点からいえば、本学としては新学部・新学科を積極的に改編することによって福祉の単科大学というイメージから脱却を図ろうとの意気込みを示したいと言っていいと思います。一方、本学は建学以来「福祉」を主たるテーマに掲げてその分野における有為の人材育成を図ってきたという歴史と実績を有しております。ところで、企業および行政機関等では、昨今、様々な不祥事などを頻発してマスメディアを賑わしております。こうした実態を鑑みて、「福祉」を追求し一定の実績を積んできた本学としては、その「福祉」の理念を背景とした新たな学科を立ち上げ、企業および行政機関等の分野へも有為の人材を本格的に送り出したいと思っています。