学部案内

総合福祉学部:社会福祉学科

学科長 三浦 俊二「福祉を定量的に把握、分析することの重要性を説くとともに、専門の「地域福祉論」の立場から、より具体的で実践的な福祉を考える。」

社会福祉学科とは

混迷をきわめている現代社会にあって、社会福祉における有能な人材の需要はますます高くなってきています。社会福祉に必要な人材は高齢者、障害者、児童等の分野だけに限定することなく、今日では広く社会で生活を営んでいる人すべてを含んだ分野で必要とされています。

社会福祉学科はこうした時代の要請に応えることができる人材の育成を目標としています。そして、社会福祉士精神保健福祉士保育士などの資格を取得し、対人援助のための深い教養と専門知識を身につけ、社会に貢献できる人材育成のカリキュラムを整えています。

本学科では、専門知識を学ぶことは当然のこととして、そのほかにさまざまな種別の施設や機関への実践的な取り組みとして実習なども行っています。こうした多くの経験を積むことによって、本学の精神である「行学一如」を実践しています。理論と実践を積み重ねていくことによって、21世紀の変革の時代にあった、新しいニーズに対応できる質の高い人材を育成しています。

君たちの将来には福祉の現場が待っている。
何よりもそこで、信頼される人間になれ。

社会は資格だけでは通用しない確かな人間性を確立させよう

社会福祉の世界は資格社会で、社会福祉士精神保健福祉士介護福祉士保育士などさまざまな資格があります。これらの資格を持って現場に立つのが当たり前になっているため、社会福祉学科でも、資格取得に必要な科目の勉強が中心になっています。けれども資格さえあればいいのかというとそうではありません。資格をもち、さらに優れた人間性も備えていてこそ初めて現場に立つことができるのです。そこで本学科では教職員が一丸となって、学生たちにしっかりとしたものの見方・考え方を身につける「人間教育」にも力を入れています。

問題を抱えている相手だからこそより深い信頼が必要

社会福祉の仕事は機械やモノを作るのとは違って、直接人に接します。しかも幸せな人に向かい合うことはありません。それぞれに障害があったり、高齢で一人暮らしであったり、虐待を受けた子どもであったりと問題を抱えているわけです。そんな人々に接するとき、相手に信頼される人間でなければ誰からも心を開いてもらえない。それが現実です。

例えば高齢者の施設に行って、お年寄りの背中を支えてベッドから起こしてあげるとしましょう。その背中に重さを感じたら信頼の証。軽ければまだまだなんです。お年寄りが安心して身を委ねてくれるようになって初めて、よいコミュニケーションがとれるのです。

社会福祉はまずあいさつから 社会人としての基本を身につけよう

信頼される人間になるための、第一歩はあいさつです。福祉大では入学式の萩野学長の話も必ずあいさつから始まり、学部の授業の際にも「おはよう」「こんにちは」は欠かせません。また研究室への出入りにはノックをする、帽子はとる、提出物は期限をまもるなど、社会の基本的な礼儀や常識をその場その場で教えています。次に大切なことは「自分の考えを自分の言葉で話、自分を表現すること」。自分を正直に出すことで、相手も自分を出してくれるようになります。また相手の状況を察してあげられる思いやりの心や、外面的なことにとらわれず人の本質を見抜くことのできる洞察力も養ってほしいものです。

これからの社会福祉には一人の人を援助する技術はもちろん、その人をとりまく環境を踏まえて適切なサポートをしていく広い視野が必要です。また、これまでは家族が家族を支える時代でしたが、今後は地域で他人を支えていく時代になっていきます。未知の福祉を切り拓いていくのですから、言われたことをやるだけではなく、新しい発想で主体的に取り組む姿勢も身につけてほしいと思います。この学科で4年間学ぶ事は数多くありますよ。

分野別コース

前のページへ戻る