
![「いま・ここ」で、「明日」の君たちをデザインする。[学長補佐兼総合福祉学部長 渡辺信英]](images/fcw_dean.jpg)
君たちがこの4年間のステージのために選択する、大学という空間は、君たちが、知と感を開きながら、未来をデザインする場なのです。その意味で4年間以上の重みをもつ貴重な時間です。
君たちを迎える東北福祉大学総合福祉学部は5学科を揃えています。5学科の公分母はもちろん福祉です。さらに、いま、福祉はグローバルなパラダイムとなり人間、環境、社会の公分母となっているのです。
福祉学は人間の「ウェル・ビーイング」のため、人間・環境、社会の相互作用においてもたらされる不断なダイナミズムを研究しているのです。しかも、そのダイナミズムは理論のみではなく、開かれた実践的な知が要求されています。
東北福祉大学は、それらに対する知の装置を備えています。その核となっているのが、本学の理念である「行学一如」の精神です。「行と学」は、「知性と感性」「理論と実践」「大学と現場」として実現されています。
例えば現場として、高齢者や子どもの施設が、情報の基地が、産学協同の場が、生涯教育の実践が、福祉心理の応用の場が、校地内あるいは隣接に点在しています。福祉は実践能力が重要です。現場で実践することは予期できない出来事に出会うことでもあります。そのとき、理論よりも瞬間的な判断が必要になり、知性と感性がダイナミックに「一如」、つまり交感し、融合するのです。それによって、新しい発見をし創造性につながるのです。
また福祉臨床は、見えないところを見る、感受する能力が大切です。つまり感性を開かねばなりません。感性の装置として、大学内に音楽堂、美術工芸館があり、自由に利用できます。音楽や芸術は、感受性や好奇心、混沌や秩序を内にもつ、青春という季節の君たちにこそ必要なのです。
大学における講義も、思考能力と実践能力を養成することを意識し、しかも常に時代をリードするカリキュラムを整えています。総合知と専門知の調和がとれた「知のシステム」により、新鮮な感動と知的好奇心を刺激し、課題を発見し解決するまでの過程を構築する能力が備わります。さらに君たちは広い視野を身につけ、知のリーダーシップの資質を得るのです。知を学び、感性を豊かにし、師と出会い、友と語る。そんな多様なコミュニケーションのなかで人間として深く、強く、優しく成長していくでしょう。
「いま・ここ」で生き、感じ、考え、学び、「明日」に生きる君たちの、その資質を豊かに顕在化させることが大学の、存在理由のひとつだと考えています。
本学では、入学した学科の専攻(主専攻)とは別に、もう一つの専門分野を学び、修めることができます。これが副専攻です。詳しくは副専攻のページをご参照ください。