教員紹介: 准教授 安藤 直子(アンドウ ナオコ)
【「現職就任」の項目以外は2011年1月現在の情報です。】
生年月
1975年2月
最終学歴
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科比較社会文化学専攻博士後期課程修了
学位
博士(社会科学)【お茶の水女子大学】
本学就任
2005年4月
現職就任
2009年4月
専門分野
文化人類学
キーワード
観光、文化資源、文化財、民俗文化、祭礼
担当科目
インターンシップⅠ、インターンシップⅡ、インターンシップⅣ、人間基礎論、卒業論文、文化人類学、民俗学実習(調査法を含む)、民俗学特講Ⅰ、演習Ⅰ、演習Ⅱ、演習Ⅲ、特講(地域活性化マネジメント論)、特講(民俗文化の保存と活用)、社会教育演習Ⅰ、社会教育演習Ⅱ、社会教育演習Ⅲ、福祉観光と文化、観光と文化【通】
所属学会
日本文化人類学会、日本民俗学会、民俗芸能学会、日本観光研究学会、東北民俗の会
最近の社会活動等
- 仙台民俗文化研究会委員(仙台市教育委員会による民俗文化財調査委託)(2005〜)
- 文部科学省科学研究費補助金若手研究B「文化の資源化と活用の論理」研究代表者(2008〜)
- 日本民俗学会第62回年会実行委員(2009〜)
教育活動
(1)学生にとって身近な問題を出発点とし、人類学の理論や考え方を使いながら、生活の中で感じた疑問を自分の力で分析する「方法」を身につけることを目標に授業を展開している。講義では配布資料を作成し、受講後に学生が研究に取り組む際の動機付けとなるよう工夫している。また、テキストとして『観光文化学』(共著)を執筆し、講義で活用する他、新入生対象の講義では、書き込み式の資料を用意し、ノートの取り方を指導している。
(2)毎回リアクションペーパーを記入させ、授業内容を理解しているかを確認すると共に、学生からの意見や感想を取り入れ、授業に反映させている。また、講義内で人類学の用語・理論等を用いて身の回りの文化を分析させるグループ発表の時間を設けるなど、学生による講義への主体的な参加を促している。
(3)「演習」「社会教育演習」「民俗学実習」「卒業論文」においては、様々な地域での現地調査を企画・実施し、調査の方法を実践的に教育している。具体的には、フィールドとのコミュニケーションのとり方、モノの見方、調査の方法を指導し、その後先行研究を検討した上で、夏休みに本格的な調査を行っている。後期には、調査データの整理・分析、論文の書き方を指導し、毎年調査報告書を調査地へ配布するまでを指導している。ゼミ生には、人類学の体系的知識や考え方を学んだ上で、自ら調査を企画・実施し、データを分析して文章化する能力を身につけることを目標に、2~4年次まで計画的に演習を組み立てている。また、文化人類学や民俗学の文献の輪読や調査内容の報告会を実施することで、プレゼンテーションや討論の方法も指導している。さらにオフィスアワーを設け、研究や就職活動など、学生からの様々な相談に速やかに応じるよう努めている。
研究活動
これまで主に以下のテーマで研究を実施している。(1)文化の資源化と地元側の活用の論理(無形民俗文化財や天然記念物の保存と活用をめぐる諸問題)(2)観光と文化(観光人類学における「真正性」の研究)、(3)市町村合併と民俗文化の再編、(4)福祉観光の現状と可能性について。
また、自治体の文化財調査や自治体史の編纂事業に携わる他、各地の祭礼調査を継続的に実施している。
研究業績
| 種類 | 区分 | 著書・論文名等 | 掲載誌・発行所等 | 発行年月 |
|---|---|---|---|---|
| 論文 | 単著 | 「天然記念物の活用における価値の変化」 | 『東北福祉大学研究紀要』第35巻、東北福祉大学 | 2011年3月 |
| その他 (調査報告書) |
共著 | 『仙台旧城下町に所在する民俗文化財調査報告書⑦ 仙台の七夕飾り・仙台の竹細工)』(仙台市文化財調査報告書第375集) | 仙台市教育委員会 | 2010年3月 |
| その他 (調査報告書) |
共著 | 『仙台旧城下町に所在する民俗文化財調査報告書③ 仙台張子・鍛冶屋』(仙台市文化財調査報告書第375集) | 仙台市教育委員会 | 2010年3月 |
| 論文 | 単著 | 「資源化される祭り」 | 『東北福祉大学研究紀要』第34巻、東北福祉大学 | 2010年3月 |
| 著書 | 共著 | 『祭・芸能・行事大辞典』 | 朝倉書店 | 2009年11月 |
| 論文 | 単著 | 「『馬事文化』の創造と実践」 | 『東北福祉大学研究紀要』第32巻 | 2008年3月 |
| 著書 | 共著 | 『観光文化学』 | 新曜社 | 2007年12月 |
| その他 (調査報告書) |
共著 | 『大崎八幡宮の松焚祭と裸参り』(仙台市文化財調査報告第305集) | 仙台市教育委員会 | 2006年12月 |
| 種類 | 区分 | 著書・論文名等 | 掲載誌・発行所等 | 発行年月 |
|---|---|---|---|---|
| 著書 | 共著 | 『山口県史 資料編 民俗2(暮らしと環境)』 | 山口県史編さん委員会 | 2006年3月 |
| 論文 | 単著 | 「軍馬育成における祭りの活用」 | 『東北福祉大学研究紀要』第30巻 | 2006年3月 |
| その他 (報告書) |
単著 | 「馬と祭り」 | 『岩手の畜産』454号、(社)岩手県畜産協会 | 2005年6月 |
| その他 (報告書) |
単著 | 「文化政策と民俗学:『地域文化』の商品化と地域振興」(第805回懇話会報告) | 『日本民俗学』第237号、日本民俗学会 | 2004年2月 |
| 論文 | 単著 | 「東北地方における祭りの観光化と担い手の主体性―盛岡市の『チャグチャグ馬コ』と『さんさ踊り』を事例として―」 | お茶の水女子大学博士論文 | 2003年3月 |
| 論文 | 単著 | 「地方都市における観光化に伴う『祭礼群』の再編成―盛岡市の6つの祭礼の意味付けをめぐる葛藤とその解消―」 | 『日本民俗学』231号、日本民俗学会 | 2002年8月 |
| 論文 | 単著 | 「観光人類学におけるホスト側の『オーセンティシティ』の多様性について―岩手県盛岡市の『チャグチャグ馬コ』と『さんさ踊り』を事例として―」 | 『民族学研究』第66巻3号、(現『文化人類学』)日本文化人類学会 | 2001年12月 |
