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待望の絵本「輝け☆未来のぼうさいっこ」が完成
プリプリの寄付金を受けた東北福祉大学「Team Bousaisi」の取り組み


児童と学生の意見交換会


仲良くはないちもんめ


AED操作を学ぶこども


5人の子どもたちと記念撮影


絵本が完成し、手に持ち喜ぶ学生

女性ロックバンド「プリンセス プリンセス」の被災地復興支援寄付金を用いた取組「君とつくる未来〜みんなに伝える!えほんプロジェクト」の絵本が12月9日に完成しました。タイトルは「輝け☆未来のぼうさいっこ」(A5版、32ページ、オールカラー)で100部作成。作成者は中野渡昂貴君、手島悠那さん(ともに2年)、紺野桃子さん、松本夏実さん、佐藤貴亮君(ともに1年)の5人。

小学校の低学年向けに作られたが、巻末には、「おとなのみなさまへ」とした解説が添えられた。約1年がかりの労作に「やっと形になった。皆で知恵を絞り、被災者への配慮を優先した」と中野渡君は振り返りました。

絵本は、制作を企画した本学の学生協議会「Team Bousaisi」の学生12人が10月29日、宮城県本吉郡志津川の南三陸ポータルセンターを訪れ、地元の小学生5人との交流から始まりました。

5人の児童は志津川小の6年生2人と4年生3人。学生は芳賀樹也君、中野渡君、三浦貴裕君(ともに福祉行政)の2年生3人がリーダーになり、芳賀君が司会を務め、「震災を風化させないため」の今回の趣旨を説明した。互いに簡単な自己紹介を行い、顔なじみ同士の児童は元気いっぱいの笑顔を見せました。

センターの中庭で鬼ごっこや、はないちもんめの遊びに興じました。まさに疲れを知らない子どものように走り回り、学生も捕まらないように必死でした。

運動の後は子どもと学生がホットプレートで焼きそばづくりを共同で行いました。そこに学生が丹精込めて仕込んだ野菜スープが加わり、昼食を楽しみました。

お腹を満たした後は、いよいよ本番の防災訓練を開始。残念ながら中庭で予定された濃煙テントと水消火器は突風のため濃煙テントが中止になりましたが、室内で新聞紙を利用しての紙食器づくり、AED(自動体外式除細動器)を用いての応急手当が入念に行われました。

紙食器のコップには、ビニールを被せることで染み込まない工夫を紹介。AED操作では「洋服を着ていたらどうするの?」、「胸毛があったらどうするの?」など、子どもならではの素朴な質問が投げかけられました。また、心臓マッサージを真剣な表情で取り組みました。

続いて児童と学生の意見交換会では、震災時を振り返った児童から「水道から泥水が出た」、「車の中で避難した」、「道路で遊べなくなった」、「宿題が多くなった」などの声が聞かれました。

南三陸町出身で中2のとき、震災に遭った司会役の三浦貴裕君から「まずは身の安全を確保。そして、逃げる」、「今回の話を絵本にしてまとめ、全国のみんなに配る。完成を楽しみにしていて」と、共に過ごした意義を伝えました。

最後に、学生と子どもたちがカンパンとチョコレートで作った防災お菓子を子どもたちに贈りました。

「Team Bousaisi」の企画は5月13日、学内で「ボランティア活動助成コンペ」説明会が開かれ、同24日の本戦で見事、助成団体に選ばれました。内容は防災士の資格を持つ学生が、日ごろ地域での防災啓発活動に取り組み、今後の防災教育に生かすことが目的です。

参加学生のそうした思いが子どもたちに伝わったのか、すっかり打ち解けた中で実施されました。

みんなの思いが詰まった一冊の絵本が、防災・減災に少しでも役立つことを願うばかりです。

公開日:2016年12月16日

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