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tfu元気点検票コーナー(2015.4.1・改訂)

本tfu元気点検票コーナーの内容の大部分は、本学学生だけでなく、広く公開されています。基本的には、メニューにしたがってご覧いただきますが、以下に、関連する公開情報を列挙します。全体像は、 ⑦-1 生活の自己管理デザイン・サポートネット をご覧ください。

【すべての人々へ】
動画「ヘルス・リテラシーとtfu元気点検票」
動画「ある家族の物語」

【各家庭のお子さんの保護者(両親・祖父母等)の方々へ】
家庭教育マニュアル (2015.1.22改定)

【小中学校の先生方へ】
tfu元気点検票教育かるたガイド集のp3:「tfu元気点検票教育かるたの教え方ガイド」(2015.1.22改定)

【小学校高学年~中学生へ】
tfu元気点検票教育かるたガイド集のp2:「健康向上に向けた心とからだと友達関係を育むーtfu元気点検票教育かるたの学び方ガイド」 (2015.1.22改定)

【子ども~大人まで】
tfu元気点検票教育かるたガイド集のp1:「健康向上に向けた心とからだと友達関係を育むーtfu元気点検票教育かるたの遊び方ガイド」 (2015.1.22改定)

【大学生の皆さんへ(一般社会人)】
⑦-1 生活の自己管理デザイン・サポートネット
⑦-2 生活の自己管理デザインをしよう (リエゾンゼミ・ナビ8.3節)
⑦-3 tfu元気点検票かるたをやってみよう (リエゾンゼミ・ナビ8.4節)
⑦-4 tfu元気点検票詳細版(2012.2.1発行、2015.1.22表紙等の説明部分改定)
⑦-5 tfu元気点検票項目解説集(2012.12.5改定)
⑦-6 津波避難三原則と健康向上三原則 (2015.1.22改定)

(注)⑦-1の「生活の自己管理デザイン・サポートネット」をご覧になれば、本コーナーおよび、tfu元気点検票教育システムの全貌を把握できます。

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学生のみなさまへ

“元気”はポジティブな前向きの姿勢を表すことばであり、あらゆる困難を乗り越えて生きていこうとする「意欲」と「能力」の泉なのです。“元気”は生きる力を与えてくれます。“元気”があれば、健康創りにも、学問・芸術・スポーツにも、そして就活・ボランティア活動にも、弱い心を奮い立たせ、たゆまぬ挑戦ができるようになり、よい結果が得られるというものです。逆に元気がなくなると・・・・・・・・・・  本学ではそのため、自分の元気を自分で評価できる“tfu元気点検”と呼ばれる支援ツールを2004年に創案し、全学生に提供してきました。

キーワードは『ヘルス・リテラシー』、ヘルスは健康、リテラシーとは『物事を理解しそれに通じること』ですから、ヘルス・リテラシーとは『健康を理解し通じる』こと一言でいえば、『健康に向けた「知」と「技能」』となります。

ここでは、ヘルス・リテラシーとtfu元気点検票とがどのように関係しているかを学ぶことができます。

目次

  1. はじめに
  2. ヘルス・リテラシー(健康に向けた知と技能)
  3. 元気の度合いの測り方
  4. tfu元気点検道場
  5. 東北福祉大学におけるtfu元気点検票の利用実績
  6. 卒業生の皆さんへ

 参考文献


1.はじめに

21世紀に入り少子高齢社会も現実となり、そして急浮上した世界的な金融・経済危機から脱するいとまもないうちに、2011年3月11日に突如として襲ったM9.0の超巨大地震・津波・原子力発電所事故により、日本社会は一気に不安とゆらぎの時代に突入してしまいました。私たち日本人はいま大きな歴史の節目に生きています。

これからの時代を生きていくには、どんなに苦しくとも、一人ひとりが知恵をふりしぼり、互いに協力し合って困難に挑んでいかなくてはなりませんね。皆さんに知って頂きたいことは、その際のキーワードは誰もがしばしば使う、ありふれた“元気”という言葉だということです。元気は命のあるものの前向きの姿勢概念を表しており、どんな困難もそれを乗り越えて生きて行くことを可能にしてくれる意欲と能力の源泉なのです。姿勢概念だからこそ元気は与えたりもらったりすることができます。小さな元気をみなで出しあっていけば、増幅され、困難・苦難も克服され、未来が開かれるに違いありません。大事な事は元気を継続することなのです。

本学が全国の共同研究者とともに開発したtfu元気点検票は、一人ひとりにとってかけがえのない健康を自らが向上させていくために、より望ましい生活習慣のあり方を学びながら、日常的に自己点検することで各自が自分の元気の度合いを確かめることができるのです。したがって、養育者から自立していかなければならない若者にとっては大変有用です。特に一人暮らしをするようになった学生には直ちに役立つでしょう。なお、このtfu元気点検票にある「行動項目」(3.を参照)については、それがなぜ健康によいのかを示した百人一首風のtfu元気点検票教育かるたが開発されており、皆でゲームを楽しみながら知識や経験則を学ぶことができます。

以下、2.ではtfu元気点検票が創案された理論的背景が、3.ではtfu元気点検票のしくみと元気姿勢スコアのつけ方が、4.ではtfu元気点検票によって健康について気づきをえて、自分で元気の度合いを確かめ、健康向上に向けた行動を自らやり始めるように仕組まれた方法が、それぞれ詳しく説明されています。(4.は、“元気共鳴装置”と称される思考モデルの一つの実現形である、tfu元気点検道場を自ら創り実践する方法です。これは、これまでウェブ上で機能していたシステムが2014年度を最後に廃止されたことに伴うものです。

初めての人は、2.及び3.の概要を一読した上で、それぞれの詳細説明を読み、4.に挑めば順序としては理想的です。目的は到達点としての健康ではなく、たゆまぬ「健康」向上にあることを学び、各自が独自性を発揮して、未来に夢や希望を実現する成果を挙げることにあります。

2.ヘルス・リテラシー(健康に向けた知と技能)(概要)

tfu元気点検票を実生活に役立てるには、健康向上に関する根源的テーマであるヘルス・リテラシーについて学ぶことが、特に人生経験の浅い若者にとって重要です。ヘルス・リテラシーとは健康を理解しそれに通じること、すなわち、健康に向けた「知」と「技能」だと言いました。「知」については多様な視点があり、複眼的に見る必要があります。最も基本的な視点は健康の定義法に関わるものであり、もう一つは“名宛”即ち誰に向けた問いかの視点です。定義法は、元気を旨とする「ポジティブ・ヘルス」と病気など負の状態の解消を旨とする「ネガティブ・ヘルス」の両者が大切となります。「技能」とは、「知」を使って健康を向上させていく能力の事であり、そのための支援手段がtfu元気点検票だと言えるでしょう。ヘルス・リテラシーについての詳細説明はこちらをご覧ください。さらに、下記の「マニュアルのない問題への対応方法」一読すれば、ヘルス・リテラシーは、健康に向けた「知」と「技能」だけでなく、人生万般の課題や問題への前向きの対応方法にも通じていることが理解されます。

マニュアルのない問題への対応方法

ヘルス・リテラシー(健康に向けた知と技能)の視点から見ると、現代の多くの人びとは、自らの健康問題について病気というネガティブな状態でなければよしとする「他人任せ」の守りの健康法にとらわれ、ポジティブな言葉で挑戦的に「自己省察」する元気な攻め健康法を忘れてしまっているかのように見えます。結果的に、類まれな高寿命社会が実現したにも拘わらず、高齢者の中には、人間としての尊厳を失うような状態で生き続けなければならない、すなわち、幸福な生を全うするには難しい長命地獄*と言われるような“逆説”を生じているとみられます。
(*久道茂「公衆衛生の責任 ―これからの保健・医療をめざして―」東北大学出版会,2000,229)

ここで注意を喚起したいのは、この「守り」へのこだわりは、単に健康問題に限らず、現代の日本人が抱えるあらゆる問題や課題への対応に共通した傾向ではないかという仮説が考えられることです。そして、その遠因は、ゆらぎを排除してきた現代の科学技術が便利さと引き換えに、私たちの生に向けた始原的思考力、すなわち想定外の物事にゼロ状態から対処できる思考力、を弱体化させてしまっていることにあるのではないか、そのことが、“逆説”を生じる一つの要因になっているのではないかと推測しますが、皆さんはどう思いますか。

学生の皆さんは、現下のゆらぎの時代を生き抜いていくため、学士力を身につける傍ら、「ネガティブ・ヘルス」と「ポジティブ・ヘルス」の両者に配慮したヘルス・リテラシー即ち健康に向けた「知」と「技能」の向上法を、自分と社会のために実践して行って欲しいと思います。それは、「健康」問題や課題を通して自己省察を深め、生に向けて自らを創造的に自己生成するトレーニングになると思うからです。

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3.元気の度合いの測り方(概要)

ここでは、ポジティブな言葉で「自己省察」する攻め健康法を取り戻すために、元気の度合いを測ることができるtfu元気点検票のしくみと元気姿勢スコアの付け方を学んで頂きます。元気姿勢スコアとは、健康向上のための必要条件である前向きの姿勢概念、すなわち"元気"の度合いを可視化(数値化)したもので、0点を除く-4点~+4点の値を取ります。元気の度合いの測り方の詳細説明はこちらをご覧ください。

4.tfu元気点検道場(概要)

ネガティブ・ヘルスに捉われている現代社会の健康文化の中で、元気を旨とするポジティブ・ヘルスを重視する文化に引き戻すには若者の力が欠かせません。そのため、tfu元気点検道場が、ウェブ上のシステムとして開発されて、学生たちに公開されたのですが、もともと元気な若者にとって元気点検作業を継続する作業は難行苦行であり、能動的にシステムを活用する状態にはなかなか至りませんでした。しかし、本テキストの5⃣に於いて、元気共鳴装置が創案されたことにより、主人公である各学生が独自性を発揮して、夢のある人生を自ら築くきっかけになることを期待し、各人独自の道場を創って実践して頂くことにいたしました。詳しくはtfu元気点検道場の詳細説明をご覧ください。

5.東北福祉大学におけるtfu元気点検票の利用実績

2013.03.15:
2012年度リエゾンゼミⅠにおけるtfu元気点検票かるたの効用について
2006.07.31:
第1回目の点検後6ヶ月ー9ヶ月に学生が自発的に始めた「生活習慣改善行動」のサンプル集
2006.03.03:
平成17年度上期(3月−6月)元気点検作業に付随して行なった「システム評価アンケート」結果報告

6.卒業生の皆さんへ(2013.4.01)

本学では、食・息・眠・温・動・想・愛・環の8カテゴリーと安心カテゴリーからなる「SWC元気点検票」と称される生活習慣の自己点検項目集を創案し、2005年以降の全ての学生に提供して参りました。そして、2006年には、自己点検すれば解析レポートとアドバイスがフィードバックされる「SWC元気点検票システム」が開発され、すべての在校生を対象に卒業後も、2012年3月まで約5年間に亘って運用されてきました。

2012年度には、「tfu元気点検道場」と称する、ウェブ上のシステムが開発され、リエゾンゼミ及び健康科学の授業に、2014年度まで3年間に亘って提供されてきました。

さらに、2013~2014年度には、一種の思考モデルと言える“元気共鳴装置”の概念が提唱され、その実現形である“生活の自己管理デザイン力向上教育法(元気リーダーシップ)”がアクティブ・ラーニングの一手法として、高校から大学へ、さらには大学から社会へのリエゾンゼミ教育に位置付けられました。

卒業生各位に於かれましては、かつて一度は学んだはずの“元気点検票教育”の意義を、本コーナーの「目的」以下の内容から、改めて学んでいただき、今後の社会人生活に活かして頂ければ幸いです。ご質問等がございましたら、遠慮なく下記までお問い合わせください。本学の卒業生には、生涯に亘って陰陽両面からアドバイスするために特別に用意されたサイトの情報をお報せしますので。

参考文献

自己点検に基づく再帰的健康向上スキーム、心身医学、51:116-127、2011
(2011年6月27日に仙台市で開催された第51回日本心身医学会総会ならびに学術講演会における特別講演の内容です。日本心身医学会の許しを得て掲載)(山本光璋、水野康、河村孝幸、藤田和樹(共著))

21世紀型健康福祉のあり方の探究:挑戦の途上にあって
(阿部四郎著:東北福祉大学感性福祉研究所年報、第13号、23-38、2012.3発行)

ヘルス・リテラシー概念に関する一考察
(阿部四郎著:東北福祉大学感性福祉研究所年報、第13号、3-19、2012.3発行)

本コーナーの内容には、東北福祉大学感性福祉研究所においてH16-20年度に行われた文部科学省学術フロンティア推進事業「五感を介する刺激測定に基づく健康向上のための人間環境システムの構築」、及び、H21-23年度に行われた文部科学省戦略的研究基盤形成支援事業「ヘルス・システムの変容とヘルス・リテラシーに関する研究」のこれまでの成果が織り込まれています。

「元気点検票」は東北福祉大学の登録商標(登録商標第5427040号)です。

本ページに関するお問い合わせ先

〒989-3201 宮城県仙台市青葉区国見ヶ丘6丁目149番1号
東北福祉大学 感性福祉研究所内 社会貢献センター 元気点検推進室

連絡先

 022-728-6014(水野康):mizuno-k@tfu-mail.tfu.ac.jp
 022-728-6605(河村孝幸):k-taka@tfu-mail.tfu.ac.jp

解析室:022-728-6011(佐野圭吾):genki-t@tfu-mail.tfu.ac.jp

「元気点検票」は東北福祉大学の登録商標(登録商標第5427040号)です。

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