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総合福祉学部福祉心理学科

50周年記念シンポジウム プログラム

開催概要

東北福祉大学総合福祉学部福祉心理学科は、1974年(昭和49年)4月、本学開学12年目に発足し、2024年4月に50周年を迎えました。

ウェルビーイング(well-being)はwell(よい)とbeing(状態)からなる言葉です。身体的、精神的に健康な状態であるだけではなく社会的にも満たされている状態にあることを意味する多義的な概念です。近年、世界や日本において幅広い関心を集めています。

学科では、福祉心理学を「すべての人々の幸せ、ウェルビーイングをめざす心理学」と捉えています。1974年に学科が設立されたとき、「福祉心理学(psychology of well-being)」という名称は日本の大学では用いられておらず、本学がさきがけとなりました。

50年の年月を経て、私たちを取り巻く環境は大きく変化しました。50周年記念シンポジウムは、学科の視座を振り返るとともに、心理実践の第一線に携わってきた卒業生に、取り組みをお話いただきます。そして、現代を生きる上でさらに重要な指針となっているwell-beingの観点から、心理実践の未来について在校生や参加者のみなさんとともに考えます。本シンポジウムが、皆さんそれぞれの立場からウェルビーイングについて考える機会になれば幸いです。

プログラム

13:00~15:15 【第一部】

   開会挨拶 三谷聖也 教授 / 福祉心理学科 学科長   

   50周年記念シンボルマーク表彰式 

   講演 『福祉心理学科における心理実践の過去・現在・未来』

   実践報告 【司法領域】 又地浩一郎さん
        【臨床領域】 志田沙絵子さん
        【発達領域】 越谷めぐみさん   
   コメンテーター 大島 巌 教授 / 東北福祉大学 副学長  

15:30~16:30 【第二部】

   パネルディスカッション コーディネーター 吉田綾乃 教授
     テーマ 『Well-being時代の心理実践として、いま何をすべきか?』
     登壇者   三谷教授・大島教授・又地さん・志田さん・越谷さん  
   
   閉会挨拶 渡部純夫 教授 / 福祉心理学科 前学科長

 

登壇者紹介

【コーディネーター】

吉田綾乃 教授

東北福祉大学・社会福祉学部・福祉心理学科卒業。広島大学生物圏科学研究科博士課程修了(学術博士)。2006年福祉心理学科に着任、2019年より現職。専門は社会心理学。認知資源の個人差の観点からコミュニケーション、共感、社会の分断について研究。近年は孤立・孤独防止事業に携わる。
 
【登壇者】

又地浩一郎さん

東北福祉大学・社会福祉学部・福祉心理学科卒業。新潟少年学院(法務省矯正局所管少年矯正教育施設)、新潟刑務所(法務省矯正局所管刑事施設)に勤務。2023年に瑞宝単光章を受賞。
 
志田沙絵子さん

東北福祉大学・総合福祉学部・福祉心理学科卒業。同大学院・総合福祉学研究科福祉心理学専攻・臨床心理学分野修了。東北福祉大学せんだんホスピタルに勤務。 臨床心理士 / 公認心理師として活躍。
 
越谷めぐみさん

東北福祉大学・総合福祉学部・福祉心理学科卒業。同大学院・総合福祉学研究科福祉心理学専攻・福祉心理学分野修了。児童養護施設小百合園に勤務。臨床発達心理士 / 公認心理師として活躍。
 

アクセス

東北福祉大学 国見キャンパス けやきホール

 住所:仙台市青葉区国見1-8-1

※大学祭と同時開催です。公共交通機関を利用してお越しください。

問い合わせ先

東北福祉大学総合福祉学部福祉心理学科設立50周年委員会

fp50th@tfu.ac.jp