2017/07/26 福祉心理学科

【学び】トランプゲームに強いのはどんな人?リエゾンゼミⅡで仮説生成と検討を体験的に学びました

心理学では、人々の心の仕組みや行動に関する疑問について仮説をたて、それを科学的手法を用いて検討します。先日の山口2年ゼミでは、このプロセスを体験的に学んでみようと、「トランプゲームに強いのはどんな人?」をテーマに、実習を行いました。写真は「神経衰弱に強いのはどんな人か?」を明らかにしようとしたグループで、KJ法という手法を使って、グループで話し合いながら神経衰弱に強い人についての仮説を立てました。「冷静な人が勝つ」や「集中力がある人が勝つ」などが挙げられ、この後、実際に神経衰弱を数回行い、勝ち数と特徴の関連を調べて仮説を検討しました。

実は、この実習には、手法的な問題点も含まれていていました。たとえば、実験群と統制群の設定や、勝ち数と特徴の関連を調べる際のデータの扱い方などです。この実習を行った後の期間を使って、より「科学的」に仮説を検討するには、どのような工夫が必要なのかについて学びました。

このような学習を通して、自分の考えを実証することの楽しさや、実証するための手続きを学び、人々の心に関する研究方法の大切さを改めて確認できたようです。
 
〈学生の声〉
  • みんなで意見を出し合って仮説をたてたので、自分の考えとは違う考えも知ることができて面白かったです。何かを測定するのは難しいことなんだなと思いました。
  • 仮説を検討するのって意外と大変でした。ゲームに強い人の特徴を測る項目をつくるのが特に難しかったです!
  • 全体的に楽しかったです!グループワークだったので、仮説を立てるときに自分にない視点を知ることができてよかったし、手続きには色々と面倒な面もあるけれど、それが大切なことなんだなって思いました。