1. ホーム
  2. 展覧会・イベント
  3. 過去の開催情報
  4. 芹沢銈介のデッサン

芹沢銈介のデッサン

開催期間

2009年1月20日(火)~3月20日(金)

 芹沢銈介は88年の生涯に、驚くほど多様な作品を制作しました。着物、帯地、のれん、風呂敷、卓布、うちわ、扇子、カレンダー、屏風、軸装作品、 額絵、本の装丁、挿絵、蔵書票、マッチのラベル、包装紙、のし紙。商標などの商業デザインの分野にも及びます。また、鉄行灯、緞帳、寺院の荘厳布、家具、ステンドグラスのデザイン、 建築物の設計を含む工業デザインにも挑戦し、さらには肉筆画、ガラス絵、板絵、陶器の絵付けと、その作品数は膨大です。総合的な生活美のデザイナー、アートディレクターと呼ばれるのもうなずけます。

 こうした芹沢の仕事は、どれも自由な伸びやかさと、温かさに溢れていてそばに置きたくなるものばかりです。それがそばにあると平和な、潤いのある世界が作り出されます。用いたり、 鑑賞する私たちがそのような感覚になるのはなぜなのでしょうか。

 芹沢は幼いころから絵が得意で、画家になりたいと夢見ていたとのことですから、日頃からデッサンを欠かしませんでした。野菜も果実も魚も食する前にモデルとなり、来客を待つ間にも身の回りのものが、 包装紙の裏などに描きとめられました。人や動物も草木も花も、日常の暮らしや旅先の風景もスケッチブックに収められました。私たちを魅了し続ける作品の秘密は、モチーフの選び方が誰のそばにもある風物であること、 そして日々のたゆみないデッサンにあったのです。

 今回の展覧会は、多彩な芹沢文様が出来上がる源泉となった画稿・デッサンを約100点紹介します。

出品リスト

● 着物 ●帯地 ●屏風 ●のれん、のれんの画稿 
●ガラス絵、ガラス絵の画稿 ●ステンドグラスの下絵
●小もよう下絵、スケッチブック、画稿ノートなど 
計 約100点

併設展示

宮城県のやきもの 堤焼・切込焼

催しもの

当館学芸員によるギャラリートーク
2/28(土)、3/14(土) 各13:30~ 
※当日の入館券必要

ワークショップ「ガラス絵の描き方を体験しよう」
会期中土曜日(休館日は開催しません) 各11:00~15:00 
※材料費無料(所要時間30分)

休館日

1/29~2/1、2/19~22、3/12~13 [大学入学試験のため]

本日開催の展覧会・イベント

ニュースレターvol.2