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特別展「花もたじろぐ染の花 ―芹沢銈介の型絵染―」

開催期間
2013年9月26日(木)〜12月21日(土)

鯉牡丹文着物 紬地型絵染 1958年


鯛泳ぐ文着物 紬地型絵染 1964年


けいとう文のれん(部分)
木綿地型絵染 1950年


牡丹文のれん 木綿地型絵染 1962年
柏市所蔵

 このたび、東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館では、のびやかな文様と色彩豊かな芹沢銈介作品、そしてその優れた染色技法を紹介する「花もたじろぐ染の花 -芹沢銈介の型絵染-」展を開催いたします。

 芹沢銈介(1895‐1984)は、日本の伝統的染色技法である型染を用い、創造性の高い文様を創り続けました。デザインだけではなく、型紙の制作(型彫り)、型置きや色差しまで、型染の工程を一貫して行った芹沢は、その染色技術と作品が評価され、1956年に「型絵染」の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。

 民藝運動の創始者で、芹沢にとって生涯の師であった柳宗悦は、型紙を用いて表現する芹沢の染文様を花にたとえ、実際に咲く花よりも花らしい、「花もたじろぐ染の花」と評しました。芹沢文様の根幹は、スケッチを入念に行い、モチーフの本質をとらえるところにあります。それを基に下絵を描き、型紙を彫りますが、下絵通りではなく、自身の頭の中に浮かぶ文様をそのまま型紙に写すかのように小刀で彫り進めました。その型紙から生まれる作品は、見る人、用いる人の心を温かく、穏やかな気持ちにさせます。柳の言葉は、ひとつの文様を創る上でもモチーフと向き合い、真摯に制作に取り組む芹沢への最大の賛辞といえるでしょう。

 今回の展覧会では、芹沢の代表的な着物やのれん、屏風など、当館と柏市(千葉県)所蔵の作品を展示します。また、作品の骨格といえる型紙とともに下絵や試作染なども併せて展示し、染めの工程を分かりやすく紹介します。

 常に新たな可能性を求め、多岐にわたる作品を創造し続けた芹沢の「文様」と「染めの技」をお楽しみください。

主催
東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館
共催
河北新報社
後援
NHK仙台放送局、朝日新聞仙台総局、東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、東日本放送、Date fm(案)
協力
柏市
会場
東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館
5・6階展示室(1.2.3.4.5)
休館日
日・祝日、大学入学試験日(11/23~27)
ただし、9/29(日)、10/27(日)、12/15(日)は開館します。
開館時間
10:00〜16:30(入館は16:00まで)
出品作品
芹沢銈介作品
着物・帯、のれん、屏風、軸、額絵、型紙、下絵、試作染など約160点
同時開催
1階展示室 企画展
「宮城県のやきもの 堤焼・切込焼」

デモンストレーション「型染の技を拝見!」

10月18日(金)①11:00~ ②13:00~ (各30分程度)

講師:土手武彦氏・土手千鶴子氏 (土手型染工房)
場所:美術工芸館1階
※自由参加(当日の入館券が必要です)

講習会 はじめての型染「和紙に紅型模様を染めてみよう」

①10月19日(土)9:30〜12:30[定員10名]
②10月20日(日)9:30〜12:30[定員10名] ※要予約

講師:土手武彦氏・土手千鶴子氏 (土手型染工房)
場所:東北福祉大学学内
材料費:3500円  
応募方法:往復はがきに住所・氏名・電話番号・希望日(10/19か10/20)を明記し、ご応募ください(ハガキ1枚につき1名)。10/9必着、応募者多数の場合は抽選。

学芸員によるギャラリートーク

10月12日(土)、11月16日(土)、12月21日(土) 各11:00〜
※自由参加(当日の入館券が必要です)

ワークショップ「かんたん!型染体験・コースター作り」



会期中の毎週土曜日(ただし休館日と10/26は除く)
開始時刻①11:00〜 ②12:30~ ③13:30~ ④14:30〜
[約50分・各回定員10名]
材料費 350円
※当日参加可能ですが予約者優先になります
(予約受付:TEL 022-717-3318)

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