第36回企画展「西公園C601ものがたり」

「鉄道のおじさん、蒸気機関車をぼくたちにください。」少年の声が届いて、1969年5月5日、そのSLは西公園にやってきた。定禅寺通りが見通せるその場所で、50年間、仙台の街を見つづけてきた。

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1969年(昭和44)5月5日、1両の蒸気機関車が仙台市青葉区の西公園にやってきて、今年で50年を迎えます。

C60形蒸気機関車はかつて東北本線や常磐線で活躍した名機で、盛岡~青森間では特急「はつかり」「はくつる」も牽引しました。この形式の機関車は47両あり、「C60 1」はそのトップナンバーで、残ったのはこの1機のみです。その保存が実現したのは、そのころ東北本線が全線電化されるのに伴い蒸気機関車が解体される運命であることを知った、ある少年が書いた1通の手紙がきっかけでした。これにより、C60 1は国鉄から仙台市に無償貸与されることになり、ガーター式大型トレーラ−で、仙台駅から2時間がかりで西公園に運びこまれ、子ども達の大歓迎を受けました。

しかし、機関車はその後長い年月を経て痛みが激しくなり、解体の危機に瀕した時期もありました。その時、その状況を何とかしたいという市民の声も上がりました。

そんな苦難の時を乗り越えて、市の西公園再整備事業の一貫で機関車は補修され、蘇ることができたのです。現在、機関車には屋根がかけられ、また市民による保存会も立ち上がり、保存の整備がなされています。

本企画展では、2度生き返ったC60 1という機関車の、現役時代から引退、静態保存、そして再生と、市民に愛されながらたどった物語と、関わってきた人々の思いなどをあわせて紹介します。

Nゲージ模型レイアウトは、展示室に常設しています。

高架線を新幹線や特急車両、地上線には基本的に在来線の車両が走っています。ときどき「特集」で様々な車両が走ることがあります。
*動画は「東北・北海道を走ったブルートレイン」展の最終日の様子。北海道から九州まで全国の寝台列車のほか、新幹線や特急車両も走りました。

会場 東北福祉大学・鉄道交流ステーション 展示室
開催期間 2019年4月5日(金)~7月6日(土)
開館時間 午前10:00〜午後4:00
休館日 毎週日・月曜日、および、祝日

臨時休館:
4月27日(土)〜5月6日(月)は、大学休業に伴い連休となります。

*その他、悪天候や大学行事等で臨時に休館する場合があります。詳しくはHP等でお知らせします。
入場料 無料
主催 東北福祉大学・鉄道交流ステーション
協力 JR東日本仙台支社、仙台市建設局公園課、仙台市青葉区建設部公園課、仙台市蒸気機関車C601保存会、滝浦真人
後援 宮城県教育委員会、 仙台市教育委員会、河北新報社、仙台放送
東北鉄道協会、(社)交通環境整備ネットワーク、みちのく鉄道応援団

関連イベント

【トークイベント】 「二度蘇った機関車C601」

5月18日(土)午後2:00
ステーションキャンパス3階 S300教室
予約不要 入場無料

出演
 滝浦真人氏(50年前C601保存のきっかけとなった手紙を書いた人_放送大学教授
 長倉徳之進氏(仙台市蒸気機関車C601保存会会長)
 菅原 峻氏(仙台市建設局百年の杜推進部百年の杜推進課 技師)

司会
 大山 正氏(仙台市蒸気機関車C601保存会副会長)

鉄道模型館

期間中の土曜日開館 午前11:00〜午後4:00
但し、6月・7月はメンテナンスため休館
→詳しくは模型館のページで。