【卒業と資格・免許状取得のために】
来年度以降の社会福祉士・精神保健福祉士取得について(ご注意)
「社会福祉士及び介護福祉士法」の改正にともない,来年度の入学者から社会福祉士・精神保健福祉士受験資格取得希望者のカリキュラムが変更になります。
●現在の在学生(10月新入生も含む)について
- 現在の在学生(10月新入生も含む)は卒業まで何年かかっても現行のカリキュラムが適用になりますので,ご安心ください。
- ただし,平成22年1月の国家試験より,受験科目の区分は変わり,試験は19科目で行われますので,受験対策は別途必要になります。平成22年1月以降の国家試験の出題基準は,別途試験センターより提示されます。
- 上記国家試験受験科目区分の平成22年1月からの変更は,社会福祉士は全科目,精神保健福祉士は社会福祉士との共通科目のみです。
- 在学生がいる間は,通信教育部で現在のカリキュラムの指定科目の単位修得は必ずできるようにいたします。ただし,現行のカリキュラムの指定科目にしかない科目のスクーリングの機会は,平成24年度以降減少していくことが予想されますので,ご留意ください。
- 現在の在学生が新カリキュラムの科目を履修し単位を修得することは原則としてできない予定です。
- 現在の在学生が退学・卒業し,来年度以降再入学をしますと,新しいカリキュラムが適用になりますので,ご注意ください。
- 現在の在学生が卒業し,来年度4月生以降の科目等履修生として社会福祉士の実習指導・実習を受講する方については,新しいカリキュラムが適用になります。そのため,引き続き正科生として在学のうえ実習指導・実習を受講していただくほうが学生の方々にとりましても,学費や負担の面で有利と存じます。つきましては,現在のところ来年度4月・10月生の科目等履修生は通信教育部としては受入れをいたしません。
- 平成24年4月から,社会福祉士の実習先に「社会福祉士」で,かつ講習会を受講した実習指導者がいることが必要など,実習先に一定の条件が課されます。この件に関しては,大学としても現行カリキュラムの学生に平成24年4月以降は適用させる方向で検討しています。
●来年度新入生以降のカリキュラム・学費について
- 大学での指定科目は現在の16科目から22科目に変更となります。「福祉行財政と福祉計画」「福祉サービスの組織と運営」「就労支援」などの科目が新設され,「法学」の科目が「権利擁護と成年後見」「更生保護」に,「社会福祉援助技術論」の科目が「相談援助の基盤と専門職」「相談援助の理論と方法」などに組み換えられます。
- 現行の通信教育部カリキュラムで取得した指定科目は,内容と単位数が合えば新しいカリキュラムとして単位認定することは実施いたします。また,新しいカリキュラムが確定次第,現行の通信教育部のカリキュラムとの対応表を作成いたします。
- 法律で定められた指定施設において,1年以上相談援助の業務に従事した後の入学者については,大学でも実習指導・実習は免除になります(これまでは専門学校のみでした)。
- 演習や実習指導の時間がスクーリングもレポートも大幅に増えます。実習時間は180時間以上で変更ありません。
- 実習中,(1)実習演習担当教員による週1回の巡回か,または(2)実習中最低限1回の巡回を行うとともに,巡回指導以外の週は週1回学生が大学などへ登校し,担当教員から指導を受けることが必要となります。これにともない,実習費が大幅に上昇することが予定されています。
- 平成24年4月から,実習先に「社会福祉士」で,かつ講習会を受講した実習指導者がいることが必要などの条件が課されます。
本件に関してのご質問は,書面(郵送・FAX・電子メール)にてお願いいたします。
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