
社会福祉士国家試験受験資格
1 社会福祉士とは
社会福祉士
社会福祉士とは、わが国はじめての国家資格の社会福祉専門職です。
「社会福祉士及び介護福祉士法」第2条では、社会福祉士は「専門的知識及び技術をもって、身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者又は医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者との連絡及び調整その他の援助を行うこと(「相談援助」)を業とする者」と位置づけられています。
社会福祉士の登録者数は2016年12月末現在201、569名で、(社)日本社会福祉士会を組織し社会的活動を行っています。
国家試験に合格し、登録を受けることによって、社会福祉士の名称が与えられます(名称独占)が、この資格がなければ相談援助業務に就けない(業務独占)というものではありません。
活躍の場
障害者福祉施設、高齢者福祉施設、老人保健施設、児童福祉施設、社会福祉協議会、福祉事務所等さまざまな社会福祉の分野で働いています。介護保険法の施行以後は、居宅介護や福祉機器・介護用品を扱う民間企業等、福祉サービス産業にも幅広く進出しています。成年後見活動においての受任件数も増加しています。
詳細は、下記ホームページなども参考にしてください。
(財)社会福祉振興・試験センター http://www.sssc.or.jp/(社)
日本社会福祉士会のホームページ http://www.jacsw.or.jp/
本学での履修
本学通信教育部で、社会福祉士国家試験受験資格を得るためには、p.94〜95の指定科目を履修する必要があります。