東北福祉大学通信制大学院

建学の精神・教育理念

幅広い見識と専門性を備えた福祉職・心理職のリーダーを養成。
個々の専門性を高め、より高度な福祉探求への意欲に応えます。

建学の精神
行学一如「学問研究と実践実行は一体であること」
教育理念
自利・利他円満 「支え合いながら、ともに幸せに」

 東北福祉大学大学院は、本学の建学の精神「行学一如」に基づき、これまで日本の福祉をリードする人材を数多く輩出してきました。その実績のもと、21世紀の新たな福祉社会の実現に寄与するため、通信制大学院を2002年4月より開設しています。

 現代の日本社会では、少子高齢化や核家族化の進行、人口減少、地域のつながりの希薄化などにより、私たちの抱える課題が複合化・複雑化しています。これらを背景に、わが国では2016年から「我が事・丸ごと」という地域福祉推進の理念を広め、関連する制度を整備することが予定されています。すなわち、地域の困り事を我が事ととらえ働きかけようとする態度、そして把握した課題に対応する相談支援体制の構築を目指そうとしています。

 このような国の方針から、対人援助を必要とする福祉の現場では、社会福祉の理論、制度・政策に関する幅広い見識や個人及び社会における福祉を実現するための心理学を基礎とした福祉心理学的知見がこれまで以上に求められてきます。したがって、実践の理論的裏づけを提供するリーダー的人材が、いまこそ必要とされているのです。

 建学の精神に「行学一如」、教育理念に「自利・利他円満」を掲げる本学の通信制大学院では、そうした社会的要請に応えるためにも、社会や地域、家庭での課題を抽出し解決策を導く力、いわゆる“研究する力”が問題解決に有効であると考え、職業人としての経験を理論づけたい、新たな問題解決を目指し研究したいと考える方々に、より高い専門性や研究力を身につけるための場を提供します。

専攻紹介

毎日の通学が困難な方に自らの日々を大切にしながら研究する場を提供します。

社会福祉学専攻 授与学位:修士(社会福祉学)

社会的ニーズに応えた多様な分野のカリキュラムで、福祉の現場における複合的な課題解決に向けて自らを高めていきます。

 児童、高齢の方、身体や精神に障がいをもつ方の心理や行動、介護のあり方などミクロ面から、地域福祉や福祉政策などマクロ面まで、幅広い分野での研究指導体制が整っています。社会福祉に関する分野の理論、制度・政策、実践を修得し、諸問題を解決するための研究力や実践力を身につけます。

※学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)等はこちらをご参照ください。

福祉心理学専攻 授与学位:修士(福祉心理学)

心理学的アプローチにより、こころの健康の回復、維持、促進する専門家を育成。
心理学の研究を通じて、人間理解の力を高めます。

 心理学に関する研究課題を自ら設定し、専門的知識や技法を用いて、心理学研究法の方法を用いて研究し、こころの健康の援助、家族関係の援助、社会福祉の援助、発達援助、地域活動の援助、災害・被害への援助、心理的・社会的適応の支援などについて実践できることを目指します。臨床心理士の受験資格は取得できません。

※学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)等はこちらをご参照ください。

学費

  金額
入学検定料 30,000円(本学卒業生15,000円)

※出願時に料金分の普通為替証書(郵便局で購入)を提出書類に同封。

最短の2年間で修了するための総費用82万円(本学卒業生77万円)

  入学1年目 入学2年目
入 学 金 100,000円(本学卒業生50,000円)  
授 業 料 300,000円 300,000円
施設設備費 50,000円 50,000円
厚 生 費 10,000円 10,000円
合   計 460,000円
(本学卒業生410,000円)
360,000円

※入学手続き期間内(2年目以降は一定期間内)に一括納入。

※スクーリング受講料、教科書代を含む。

修了までのスケジュール

スクーリングは1科目(3日間)で修了要件を満たします。

 通信制は在宅での学修が中心になるため、学修のペースがつかみにくいものです。そのため、入学式当日に、レポートや研究の進め方、図書館の利用法等についてガイダンスを行います。

 1年目は、レポートを提出するほかに、スクーリングを最低1科目(3日間)受講します。教員や他受講生と話すことで、自らの研究について気づきがあったり、学修に対するモチベーションを保つことができたりします。また、2年目に修士論文を提出するため各専攻の研究法を履修します。社会福祉学専攻は、より理解を深めるため履修方法SR(レポート+スクーリング3日間)をお奨めします(福祉心理学専攻はスクーリング必須)。

 2年目では、修士論文を執筆する過程で3回のレジュメ作成があり、①構想(構想レジュメ)、②文献・資料等の整理(第1回中間レジュメ)、③まとめ(第2回中間レジュメ)の段階で提出します。レジュメ提出の前後で、教員の通信指導や面接指導を受けますが、面接指導の日程は教員と調整することが可能です。最後に修士論文について口述試問を受けます。

平均年齢48歳 多領域の方が学んでいます。

修了率 68.3%

履修方法

単位修得試験は、自宅でのレポート試験。
修士論文の面接指導は、日程調整が可能です。

履修方法R(研究・特講科目等):テキストによる学修

  1. 規定の2課題についてレポート(1課題4,000字程度)を提出。
  2. 2課題のレポートが合格した後、自宅でレポート試験を受験。
  3. 修了までに最低16単位(4~5科目)の修得が必要。

履修方法SR(演習科目等):テキストによる学修とスクーリングによる学修を併用

  1. 演習科目は、事前課題を提出。
  2. 1科目(3日間 連続または不連続)のスクーリング(原則6~12月の週末を利用し開講)に出席。
  3. スクーリング受講後、1~2課題のレポート(1課題4,000字程度)を提出。
  4. スクーリングの会場は、本学のみ。演習科目は修了までに最低2単位(1科目)の修得が必要。

修士論文

  1. 論文提出の前年度に各専攻の研究法の単位を修得する。
  2. 1年目の9月に具体的な研究計画書を提出し、指導教員を決定。
  3. 1年目で演習科目を含む12単位を修得することで、2年目で論文の執筆が可能。
  4. 論文を提出する年度に「構想」、「文献や資料、調査等の整理」、「まとめ」の3つの段階で、レジュメ提出。
  5. 最低3回の面接指導(本学)や通信指導を受けながら、論文をまとめる。
  6. 面接指導の日程は、教員と調整することができる。
  7. 最終試験となる口述試問(本学)を受ける。

修了要件

  1. 修業年限:2年 最長在学年限:4年(最長休学期間2年を含まず)
  2. 各専攻で定められた30単位を履修し、修士論文を提出・合格し、かつ最終試験(口述試問)に合格。