第8回企画展「アジア列車でいこう Take the "Asian" Trains —鉄道から見たアジアの国と文化—」

実施期間:2009年7月28日(火)〜11月7日(土)

鉄道は多面的な魅力を持っています。人々を運んで文化を紡ぎ出していく面、ものを運んで各地の産業を支える面、街の顔である駅の表情、個性的な機関車や電車たち…。それらは、それぞれの国や地域の事情や諸相を映し出しています。

電子化や高速化が発達し、効率重視の精緻なシステムで動いている鉄道を利用しなれてしまうと、「人が、機械を動かし運んでいる」という実感を失いがちですが、アジアの各国・各地域の鉄道に乗ってみると、日本が忘れかけている鉄道の魅力が堂々と息づいています。各路線に個性的でユニークな鉄道があり、動かす人と乗る人がいて、鉄道を通した出会いや風景があります。

さらに、これらアジアの国々と日本は、地理的に近いばかりでなく、鉄道を通してさまざまなつながりもあります。

この企画展では、多様なアジア各国の鉄道を訪ねて、さまざまな視点からそのおもしろさや鉄道旅行の醍醐味を紹介しました。

【主な展示資料】
対象国:東アジア(韓国・北朝鮮・中国・モンゴル・香港・台湾) 東南アジア(フィリピン・ベトナム・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ミャンマー)南アジア(バングラディッシュ・ネパール・スリランカ・インド・パキスタン) 中東(トルコ)
年代:1991〜2004年頃(中国オリンピック前夜のアジアの鉄道です)
写真:様々な車両写真のほか、駅や車中で出会った人々とのエピソード写真
資料:時刻表、ガイドブック、切符類、鉄道地図、ノベルティグッズ、模型など

主催:東北福祉大学・鉄道交流ステーション
後援:みちのく鉄道応援団
スーパーバイザー:高橋 敏昭(みちのく鉄道応援団)

この記事に関するお問い合わせ

地域創生推進センター 生涯学習ボランティア支援課内(「鉄道交流ステーション」資料係)
住所:〒981-8523 仙台市青葉区国見1丁目19-1
TEL:022-728-6612