鉄道交流ステーション

第11回企画展「貨物列車の世界 〜黒い貨車から高速コンテナへ〜」

実施期間:2010年8月3日(火)~11月6日(土)

かつてわが国の物流を支えてきた貨物列車。近年、それを見直す動きが出ています。原油価格の値上がりによるコスト問題や環境問題、トラック輸送の過重な労働負担問題など、さまざな問題が問いただされるなか、貨物鉄道による輸送の可能性が大きく期待されているのです。

この企画展では、機関車が黒い貨車を力強く牽引していた貨物列車の全盛時代からその変遷を追いつつ、モーダルシフトなど地球環境の将来を見据えた物流の新たな考え方に基づいて、今、鉄道関係機関や企業によってはじめられた様々な取り組み、さらに貨物列車はこれからどんな可能性を秘めているのかなど、貨物列車の魅力をご紹介します。

【主な展示資料】
・写真で見る貨物車両の変遷
 列車を牽引したさまざまな機関車
 入れ替えで活躍した機関車
 さまざまな貨車
・貨物列車の代表機関車D51、ED75のナンバープレート
・貨車の模型大集合
・貨物駅と操車場
・貨物列車運行関係資料
・統計でみる貨物輸送の推移
・現在の鉄道貨物物流とこれから
環境に優しい鉄道輸送とは?モーダルシフトとは?静脈物流・エコレールマーク、トヨタ・ロングパス・エクスプレス、スーパーレールカーゴ(SRC)など、すでに実践されている貨物輸送の新しい取り組みの紹介と、将来構想の紹介

主催:東北福祉大学・鉄道交流ステーション
後援:日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)東北支社、国土交通省東北運輸局、みちのく鉄道応援団

この記事に関するお問い合わせ

地域創生推進センター 生涯学習ボランティア支援課内(「鉄道交流ステーション」資料係)
住所:〒981-8523 仙台市青葉区国見1丁目19-1
TEL:022-728-6612