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VOL.25 JANUARY 2005

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投稿

●2年めの通信教育

 平成15年度から科目履修生としてスタートし,その年,唯一単位を落としたのが「心理学研究法I」でした。
 1単位めのレポート(課題2)でつまずき,3回も不可で,かなり落ち込みました。
 しかし,課題3に変更し,夏のガイダンスを受け,スクーリングの合い間に,白井先生に質問に行き,1単位めはどうにかクリアできました。白井先生にはとても感謝しています。
 「心理学研究法I」は必修となっていますが,独学では難しいと思います。スクーリングを切望します。
 また,「実験III」の単位認定レポートについては,課題が専門的な内容なのに,参考文献があげられておらず困りました。
 「心理学研究法I」の教科書に載っている参考文献を調べて,なんとか提出しましたが,とても不安です。
 私は,参考文献については,宮城県図書館を利用しています。
 図書館の「調査」の方にお願いすると,県の図書館にない本でも他の図書館から借りることができて助かっています。また,本棚には新しい本しか並んでおらず,「倉庫にありますから貸出しできます」という本もありました。
 少しでも参考になればと思いペンをとりました。

(福祉心理学科 3年 Y.F)


●東京・仙台・盛岡に出向いて

 冬本番まっただなか,東京・仙台・盛岡とスクーリングに行かせていただきました。まず東京においては,人の多い池袋,でもどこか街には昔をただよわせる文化がそろっている池袋……。
 このたびは演習IIということで違った角度での考え方,意思を聞くことができました。本当に勉強とはいえ,このような機会はめったにないように思いました。他の違った意見を聞き,これからに生かすことができる,これ以上のベストな学習は無いと思います。
 担当の多田先生,青柳課長様,ご配慮ありがとうございました。
 さて,暴風がふき荒れる仙台では,社会福祉援助技術IVを受けさせていただきました。
 担当の草間先生は,一度もお逢いしたことのない私にきちんと名前で呼んでいただき,おつかれさま!! 広島からでしょ,と声をかけてくださいました。私はこれだと思いました。普段の日常生活でも人との付き合いでも一番大切なことではないでしょうか。
 きちんと名前で呼び声をかける,なにげないことですが,なかなかできていないのが現実です。ご家族のお顔と名前が一致しないご家族が頭を下げられているのに,後から誰のご家族かと考える時はたくさんあるように思います。本当にもってのほかです。今回忘れかけてた大事な大事なことを思い出させていただけた気がしました。
 また,同じ時期けやきホールで,こころの公開フォーラムが開かれていました。私は第2部しか参加できなかったのですが,こころの偏見と是正ということで,さまざまなデータのもと研究されている先生方より貴重な講義を聞くことができました。
 昔ほどではないが,現代社会においてもまだまだ偏見ということは抜けきれていないという現実がよくわかりました。
 中でも,佐藤先生のいわれておられました,みんな一緒に考えるのではなく,その人その人によって状況・状態も違うのだから,その人のことを考えながら行動していくことが大切である。私たちの立場で物事を見て,行っていくことは果たして良いものか,良かれと思ってしたことでも,相手をかえって傷つけていくことは多々ある。
 自分のことしか考えられなくなってしまった世の中,何か胸に手をあてて考えさせられる思いがいたしました。
 そして12月後半,岩手県盛岡市に移動しました。
 私自身総合して感じたことは,福祉に携わる者のひとりとして,あるべき姿勢を学んだ気がいたします。
 新潟県の方々もたくさん来られておられました。本当に大変な中,頭が下がる思いです。
 最後に思ったことは,私自身にも言えることですが,講義が始まる前までには携帯電話の電源を切るか,マナーモードにすることはそれぞれ個々が気をつけないといけないマナーだと思いました。

(社会福祉学科 R.I)

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