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特別展「ビーズ飾りの衣服と装身具」
2015年9月28日(月)〜 2015年12月21日(月)
今回は、芹沢銈介があつめた膨大なコレクションの中から、ビーズで装飾された民族衣装や帽子、ネックレスなどを紹介する「ビーズ飾りの衣服と装身具」展を開催します。
古代から人々は、ガラスや種子、貝殻や獣骨などを小さく加工してビーズを作り、それらを連ねて腕輪やネックレスにし、織物に縫い込んでは装いに華やかさやインパクトを与える工夫をしていました。小さなビーズは、その適度な重みが滑らかな動きをもたらし、光を感じさせる透明感や褪せない色は神秘と普遍性を連想させます。
このたびの展示では、鹿皮にびっしりとビーズ刺繍を施した北米・ネイティブアメリカンの衣服やモカシン、1着に何万個もの貝珠を織り込んだ台湾・タイヤル族の男子正装用の上着、同じ大きさの子安貝を揃えて平らに加工し、背中や襟もとを装飾したインドネシア・スマトラ島の祭礼用衣装、濃い藍染に色とりどりのアプリケと真っ白なジュズダマを縫い付けたタイ・アカ族の衣装、ボタンを利用してモダンな装飾を施したアフリカ・ワレガ族の帽子など、アメリカ合衆国からアフリカ、東南アジア、インドネシア等の衣服と装身具を一堂に展示します。芹沢コレクションにみるこれらのデザインは、祈りや願い、美を求める人間の根源的な発露を感じさせ、無限の広がりを見せています。
当館所蔵約100点と静岡市立芹沢銈介美術館所蔵94点を合わせて展示します。今も私たちを魅了してやまないビーズ飾りの衣服と装身具の数々を、ぜひご堪能ください。
会場 | 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館 6階展示室 |
休館日 | 日・祝日、11/23~27(大学入試期間)、ただし、10/25(大学祭)は開館します |
開館時間 | 10:00〜16:30(入館は16:00まで) |
出品作品 | 東南アジア、インドネシア、アフリカ、北米などの民族衣装と装身具を約200点 |
同時開催 | 併設展1「型紙-芹沢銈介の模様-」 併設展2「芹沢恵子コレクション ガラスいろいろ」 |
入館料 | 一般300(200)円 学生200(100)円 ( )は20名以上の団体料金 高校生以下および障がい者とその介助者1名は無料 着物で来館された方は当日の入館料100円引き(併用不可) |
主催 | 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館 |
共催 | 河北新報社 |
後援 | NHK仙台放送局、朝日新聞仙台総局、東北放送、仙台放送 ミヤギテレビ、東日本放送、Date fm |
協力 | 静岡市立芹沢銈介美術館 |
関連イベント
講習会 型染体験 「紅型模様を染める」 ※終了しました
① 10月10日(土)10:30〜15:30[定員10名]
② 10月11日(日)10:30〜15:30[定員10名]
講師:土手武彦氏 土手千鶴子氏 (土手型染工房)
場所:東北福祉大学学内
材料費:4500円
※応募方法/往復はがき1枚につき1名様の住所・氏名・電話番号と希望日(①か②)を明記してご応募下さい(応募多数の場合は抽選)。9/28必着。
当館では型染の技法を広く知ってもらうために毎年講習会を開催しています。講師には芹沢銈介を師事し現在型絵染作家として活躍されている土手武彦氏・千鶴子氏に来ていただきます。 今年は「紅型模様を染める」と題して、色鮮やかな紅型の色合いによる色差し体験を行いました。
学芸員によるギャラリートーク
10/17(土)、11/14(土)、12/19(土)各11:00~(自由参加、当日の入館券が必要です)
ワークショップ「ビーズ飾りを作りましょう」
会期中の毎週 月・土曜日 (ただし、休館日と10/24は除く)
受付時間 11:00〜15:00
体験時間 30~60分
材料費 400円