Web展示室
Web展示室Ⅴ
古代アンデス -染織と土器-
芹沢銈介コレクション
芹沢銈介コレクション
鳥毛神人文貫頭衣
(部分)
ペルー 南部海岸
9世紀
両手を挙げて並ぶのは人の形をした神様(神人)で、コンゴウインコの羽根を縫い付けて模様にしています。布の中央に開いたスリットから頭を出し、ポンチョのように着用します。
芹沢銈介コレクション
幾何文角形帽子
ペルー 南部海岸
9世紀
獣毛を角型に編み上げ、リャマや菱型の幾何学模様をあしらっています。上部の四隅に突起がついた帽子は、支配層が被る特別なものとされています。
芹沢銈介コレクション
杯をもつ人形土器
ペルー
10~15世紀
ずんぐりとした体に丸々と大きな目・鼻をもつ、非常にユーモラスな人形(ひとがた)土器です。細い足を折り曲げて座り、胸のあたりにはコップを持っています。
芹沢銈介コレクション
釣り人文様ショール
(衣服の一部)
ペルー 北部海岸
12~14世紀
薄手のショールに、船に乗り釣竿を垂らす人物模様を織りだしています。チム文化が栄えたのは沿岸地域。豊かな漁場でこそ生まれた模様といえるでしょう。
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鳥・波・猫面文様頭覆い(部分)
ペルー 中部海岸
13世紀
獣毛をレース状に編んだ女性用ベールです。両翼を広げた鳥の姿、渦巻き状の波文様、瞳が大きな猫科動物の顔など、それぞれの文様が交互に配置されています。
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