II 研究指導の方法
1 通信指導
レポート添削指導
『科目別ガイドブック』に従い,指定図書や参考書等を自学自習して,「課題」に対するレポートを作成します。たとえば「研究・特講科目」(履修方法R,4単位)では4,000字程度のレポート2通を,「演習科目」および「福祉心理学研究法特講」(履修方法SR,2単位)では4,000字程度のレポート1〜2通を提出しなければなりません。提出されたレポートは,担当教員から添削・講評を受けます。評価が「再提出」の場合は,添削等に従って書き直し,再度提出しなければなりません。
レポートの作成過程で,学習方法や内容等について疑問や問題が生じた場合,担当教員の指導を受けることができます。質問・応答は,郵便や電子メール等の方法で行われます。
修士論文作成指導
修士論文の作成にあたっては,研究計画の作成,文献・資料の整理,論文のまとめ方について,担当教員の指導を受けることができます。質問・応答は,郵便や電子メール等の方法で行われます。
2 面接指導
スクーリング
在宅学習は,さまざまな困難や障害を伴いがちですが,それらを克服する機会として,面接指導が設定されています。演習科目は,大学で教員から直接指導を受けるスクーリング科目(1科目90分×12コマ)です。スクーリングには,予め指示された課題について学習しておく必要があります。そのような事前学習のうえに立って教員対院生,院生同士で討議を行うことによって,最先端の学問内容への理解が深められ,同時に個々の学習計画を進めるよい機会となります。
修士論文作成指導
修士論文執筆の過程で,郵便や電子メール等を利用し,質問や応答することが可能です。しかし,研究内容や論文のまとめ方の詳細については,通信指導では限界もあり,指導教員から最低3回面接指導を受けることが義務づけられています。
3 単位修得試験
研究・特講科目(履修方法R)は,レポート提出後,単位修得試験を受験することになります。試験を受験するための条件は,
- 受験科目が予め履修登録されていること
- レポート2課題が提出され合格していること
- 学籍があること
となります。
試験の実施方法は,下記の1),2),3)のいずれか1つが担当教員から指示されます。
- 1)レポート試験
- 課題レポートとは別に4,000〜8,000字程度のレポートを課す方法です。提出方法については,『科目別ガイドブック』をご覧ください。
- 2)面接試験
- 本学で実施します。
- 3)筆記試験
- 本学で実施します。
- ※平成20年度の単位修得試験の実施方法は,レポート試験のみとなります。試験レポートの提出締切等,くわしくは「IV単位修得試験」を参照してください。