多様な学修・資格・科目

21世紀の社会の姿とその社会を生きる上で必要とされる力・資質

21世紀の社会は、「知識基盤社会」といわれ、新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増すといわれます(中教審『我が国の高等教育の将来像』2005年9月答申)。知識基盤社会では、グローバル化が進み、多文化共生社会に変化していきます。また、高度情報化・高度技術化・高度産業化が進み、技術革新と国際競争が活発になります。その一方で、高度ストレス社会となります。また、現代は地球温暖化と環境・資源の問題に直面し、低炭素社会と循環型社会の実現による持続可能な社会が模索されています。

このような社会では、変化に対応するための能力が求められます。そこで、学校教育においては、「生きる力(確かな学力、豊かな人間性、健康・体力)」を育む理念と知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力などの育成を重視する方針が示され、実施されています(現行学習指導要領、小学校2011年~、中学校2012年~、高校2013年~)。

大学においても、知識基盤社会を支える人材、つまり「専攻分野についての専門性だけでなく、幅広い教養を身に付け、高い公共性・倫理性を保持しつつ、時代の変化に合わせて積極的に社会を支え、あるいは社会を改善していく資質を有する」人材を育成することが望まれています(中教審『学士課程教育の構築に向けて』2008年10月答申)。 

時代をリードする多様な授業科目、教育プログラム、関連資格

本学は、建学の精神「行学一如」と教育の理念「自利・利他円満」を踏まえて、建学以来、社会や時代の変化にも対応した実学実践的な教育と人間力と社会力をもつ人材の育成に取り組んでいます。そのため、時代をリードする多様な授業科目を全学的に設定しています。また、その学修を深めることができるように多様な教育プログラムを設け、多様な関連資格を取得することができるように支援しています。

多様なメディアを活用した遠隔授業の取り組み

本学は、多様なメディアを活用した遠隔授業に積極的に取り組んでいます。具体的には、各大学間を結ぶ双方向遠隔授業システムを構築・運用しています。また、全学生にPCを配布し、学内LAN環境を整備しています。インターネットを活用した動画配信による講義視聴などのe-ラーニングによる授業にも取り組んでいます。 

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