新型コロナウイルスの対応について：学長メッセージ

令和2年の新しい年を迎え、日本でも新型コロナウイルスの感染者が発生し、今ではその猛威を振るい罹患者が増え続けております。仙台市内においてもクラスターが発生し多くの方々が感染している状況です。罹患している方々と関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。一日も早く快方されることを切に願うものであります。

東北福祉大学においては、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、令和2年度入学式は式典形式を取りやめ、各教室で学科ごとに実施をいたしました。学生生活に期待をもって入学された新入生とご家族の皆さんの想いを考えると、私自身も心を痛めております。先日、政府は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から『緊急事態宣言』を7都府県から全都道府県に拡大する発令をいたしました。不要不急の外出を自粛し、私たち一人ひとりの自覚と責任ある行動が求められております。きっと今のあなたが、誰かを守り、命を救ってくれていると信じています。

本学は、1か月遅れになりますが研究教育活動を開始いたします。研究教育活動は、当面オンライン形式での授業を実施することになります。教職員・学生ともに不慣れな形式での授業開始になることをご理解くださいますようお願い申し上げます。国家資格の試験にかかわる実習等に関しては、年度をまたいだ実習や演習および学内実習で代替えが認められるなど、各省庁から弾力的に対応をするよう指示が出されております。また、就職活動においては、不要不急の外出を自粛する観点からネット媒体を介しての活動が中心になり不安な状態でいると思いますが、大学は教職員一体となって全面的に協力と指導をしてまいります。

保護者の皆さまにおかれましては、学生自身の健康と地域の皆さまの健康を守るため、オンライン形式による学修を開始いたしますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。