画像診断室
画像診断室とは
画像診断では、外からでは⾒ることのできない体の中の様⼦を、CT・MRIなどの検査機器を⽤いて画像化し、各診療科やセンターに画像を提供しています。
当院の画像診断室では、最新の64列マルチスライスCT(富⼠フィルムヘルスケアSupria Grade Advance FR)、1.5T MRI装置(富⼠フィルムヘルスケアECHELON Smart Plus)を導⼊しており、周辺医療施設の検査依頼も積極的に承っております。
CT室
CT検査とは
CT(コンピュータ断層撮影:Computed Tomography)検査とは、X線を⽤いて体のあらゆる部位の断⾯像を撮影する検査です。患者さんが寝台に横になり、⽳の開いた⼤きな装置の中を通過しながら撮影していきます。
CT検査は検査時間も短く,緊急性に優れ,全⾝どこでも検査できる為、とても有⽤性が⾼い検査です。


CTの主な特徴
① 短時間での撮影
胸部や腹部をCT撮影する際、従来では⻑時間の息⽌めを必要としましたが、新しいCTでは4〜5秒程の息⽌めで撮影することが可能です。 頭部の撮影では息⽌めの必要がなく6秒程で検査を⾏えます。 ですので寝台に寝ているのが困難な⽅、ご⾼齢な⽅や⻑時間息⽌めが困難な⽅でも短時間で楽に検査を受けていただけます。




② 被ばくが少ない
CT装置はレントゲン装置に⽐べると⾼精細な画像を得られることから様々な病気の診断に有効な装置ですが、被ばくの量が多いという問題もありました。
しかし、今回当院で新しく導⼊した64列CTは最新の被ばく低減技術を搭載しているので従来のCT検査と⽐べ、⼤幅に被ばく量を抑えて検査をする事が可能となりました。
③ 画像がキレイ(⾼精細)
従来のCTに⽐べ、X線を受ける検出器の数が多く0.625㎜のスライス厚で検査を⾏いその画像を元に3D画像を作り、あらゆる⽅向から⾼精細な画像を得ることが可能です。




MRI室
MRI検査とは
MRI とはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略称です。
⾮常に強い磁⽯と電磁波を利⽤し、⼈体を任意の断⾯(縦・横・斜め)で画像表⽰することができる検査です。X線を使わず磁⽯を⽤いて検査を⾏うため、放射線被ばくの⼼配がありません。


MRIの主な特徴
① ⾼速撮影法により短時間での撮影
今まで30分、40分と⻑かった検査をそれぞれの部位に応じた⾼感度コイルを使⽤し、最新の画像撮影法を⽤いて撮影することにより5分から20分程の短時間で検査する事が可能となりました。




② 検査項⽬の多様化
頭部の撮影⽅法においては閉塞感のある従来のヘッドコイルを装着せずに検査が可能となり、閉所恐怖症の患者さまの負担軽減にも寄与しています。
またコイルチルト機能を⽤い円背の患者さまにも負担を少なく検査をお受けできます。
③ 静穏機構の向上
静穏技術SmartCOMFORTを⽤い検査中の静穏性を⾼め、ヘッドフォンから流れてくる⾳楽を聴きながらリラックスした状態で検査をお受けできます。
患者さまへ
画像診断室では最新の機器を使⽤し、可能な限り患者さまへの負担を少なく正確な画像を提供できるよう⼼がけております。また何より患者さまとのコミュニケーションを⼤切にし、安⼼して検査を受けていただけるよう努めてまいります。
ご不明な点、検査に対して不安な事などございましたら遠慮なくスタッフへお声がけください。
近隣地域の医院・病院様へ
当院では地域の医院・病院様よりCT、MRIのみの検査ご依頼も受け付けております。
患者さまのご希望⽇時と当院予約状況の調整の上、検査⽇時を決定いたします。
また当⽇の急な検査にも対応いたします。
- TEL
- 022-303-0125(当院代表)
担当 ⼩池(こいけ)