文部科学省平成20年度採択教育GP 重度障害者ICT支援コーディネータ育成

新着情報

*1年次対象『課程履修ガイダンス』を実施しました(平成22年11月19日)

 去る11月19日(金)午後5時40分より本学2121実習室に於いて,これから「重度障害者ICT支援コーディネータ育成」の課程を履修しようとする1年次学生を集めた,課程履修ガイダンスを開催しました。ガイダンスには,社会福祉学科から7名,情報福祉マネジメント学科から19名が参加しました。

 ガイダンスでは,課程設置の目的とその意義,課程に含まれる専門科目の構成とその内容などについて説明のあと,ソフトやスイッチ操作の簡単なデモも行われました。参加した学生は,説明には熱心に耳を傾け,デモンストレーションへは新鮮な驚きと関心を示していました。

 専門科目の本格的な履修は来年4月からとなりますが,履修に先立ち,履修意志確認の上,直ぐに講義や実習に入ることが必要となるため,ガイダンスの最後には「参加票」が配布され,11月30日までに履修意志の有無を表明するよう促されました。

 本課程の第3期生となる1年次学生に対し,人材育成推進委員会は大きな期待を寄せ,彼等の明確な意識醸成と活発な活動を強く望んでいます。皆様の彼等へのご支援を宜しくお願い申し上げます。

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*3年次フィールドワークⅡの第2回進捗報告会を開きました(平成22年11月17日)

 現在,3年次学生は6チームにわかれてALSの患者さん6名へのICT支援を継続しています。彼等の活動内容とその進捗状況を把握するため,11月17日(水)に簡単な報告会を開きました。7月30日(金)に第1回目の報告会が開かれたのに引き続く第2回目のものでした。

 当日は,企業合同説明会の開催日と日程がぶつかっていましたが,中には説明会を早めに切り上げて報告会に臨む学生もおり,このテーマへの並々ならない問題意識が示されました。

 各チームから現状報告を口頭で行ってもらい,それぞれが抱える課題や問題なども提起され,同席した人材育成推進委員よりアドバイスがありました。特に日程調整と患者さんの健康状態に強く影響されるため,思うような支援回数に達していないチームがあり,それ自身が大きな悩みとなっていたようですが,支援経験のあるアドバイザーの方からもアドバイスや動向を受けながら,各患者さんの個別なニーズに対応してゆくよう,意思の疎通が図られました。

 通常のフィールドワークとは異なり,様々な制約要因があるため,本課程におけるフィールドワークには,事務局と地域支援者の強力なバックアップが求められることが判明し,今後に向けた指導再構築の必要性が明らかとなったため,人材育成推進委員会では可能な限り学生チームや地域支援者との情報共有を更に日常的に図ってゆくこととしました。

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*平成22年度第4回人材育成推進委員会が開催されました(平成22年11月16日)

第4回人材育成推進委員会 去る11月16日(火)午後4時より,今年度第4回目となる人材育成推進委員会が開催されました。委員会では,前回委員会後の活動報告が行われた後,フィールドワークⅠ・Ⅱの実施状況の報告がありました。フィールドワークⅠについては概ね順調に進んでおり,2名5チームが地域支援者に同行し,ALS患者さん等への支援の実際について見聞を重ねているとの報告がありました。フィールドワークⅡでは,対象となる患者さんの体調不良等などにより,3名6チームの進捗に大きな差が発生しているとの報告がありました。これらを踏まえ,フィールドワーク事務局として今後どのように対応してゆくか協議が活発に行われました。

 また,来年3月に予定している『フォーラム』の実施要領案が提示され,基調講演の講師として誰を招聘するか,学生による支援報告をどのようにするのかなど,掘り下げた議論が行われ,講師としては文部科学省・当事者・地域支援者などに働きかけ,今後の本課程への期待などについて発言頂くこととし,学生の報告については各チームの支援状況を今少し見守りながら当日の支援報告形式を定めることとしました。

 委員会では更に,教育GP補助金最終年度に当たり,本教育プログラムの点検・評価の為の方法論について協議が行われました。その結果,本課程が地域との連携に依拠しているため,学内委員や学生アンケートの他,学外委員や支援経験者へのアンケート,実習先病院や支援対象者へのインタビューなども展開することが打ち合わされました。これにより,多角的な視点から本課程を点検・評価し,今後に向け,より良い教育内容とその方法を確立するために資するような配慮が必要との合意が得られました。これに関しては,いずれ事業報告書等に反映できると考えられます。

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*『重度障害者ICT支援交流集会』が無事開催されました(平成22年10月16日)

重度障害者ICT支援交流集会 10月16日(土),本学ステーションキャンパス602番教室で,全国から地域支援者を招聘し,それぞれの支援経験や地域の現状や課題になどを発表して頂く『交流集会』を開催しました。その目的は,地域支援の情報や課題の共有を発表者と参加者の間で図ることと,後に続く人材として学生により大きな問題意識と見識を持って貰うことにありました。

 当日は発表9名の他,学生25名,一般34名の計68名の参加者がありました。集会では,札幌・仙台・新潟・さいたま・横浜・名古屋・福井・北九州の各地域における支援経験の報告と学生チーム代表の支援経過報告があり,参加者との間で熱心な質疑応答が交わされ,貴重な経験交流の機会となりました。

重度障害者ICT支援交流集会 交流集会後はラウンジに於いて懇親会が行われ,集会の時間内では十分に行えなかった詳細な意見交換や情報交換がありました。招聘した各地域の支援者のその後の感想として,「極めて有意義な機会であった」とする意見の他に,「支援者の全国的なネットワーク作りと情報交換の場が欲しい」などといった期待が寄せられました。

 今回の経験から,地域支援者の情報交換と本学の教育プログラムを絡めた取組の必要性が浮き彫りとなり,今後に向けた新たな課題を見いだすことができました。このため,推進委員会では何らかのフォローアップを模索してゆくべきとの意見が大勢を占めることとなりました。

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*平成22年度第3回人材育成推進委員会が開催されました(平成22年9月28日)

第3回人材育成推進委員会 今年度第3回目となる委員会が9月28日(火)本学中会議室を会場として開催されました。委員会ではまず,前回委員会後の活動報告として,フィールドワークⅠの病院実習,リハ工学カンファレンス参加などの報告がありました。また,『交流集会』の実施要領案の最終確認協議が行われたあと,フィールドワークⅠ・Ⅱの進捗報告に伴う問題点や課題への対応などについて協議が行われました。

 委員会では更に,教育GP補助対象の最終年に当たる今年度の今後の事業計画として,事業の点検・評価方法,TEXT及び人材育成マニュアルの作成,3月に予定しているフォーラムの開催要領などについて打合せが行われました。

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*『重度障害者ICT支援交流集会』が開催されます(平成22年9月8日)

 今年度の事業計画として企画した,『交流集会』が来る10月16日(土)午後1時から本学で開催されます。全国でコミュニケーション支援を中心としたICT支援を実際に行っている方々を招聘し,それぞれの地域における支援の実際と現状をお話し頂き,本課程を履修している学生の知見拡大を目的に開催されます。

 予定では,宮城病院神経内科診療部長の今井先生による問題提起に始まり,北海道・宮城・新潟・埼玉・神奈川・愛知・福井・福岡から招聘した支援経験者による現状報告を行って頂きます。また,フィールドワークⅡでALS患者さんの在宅支援を行っている学生チームによる中間報告も行う予定です。

 交流集会の開催要領は「関連情報」のページに掲載しておりますので,そちらをご参照ください。

 会の目的は上述の通りですが,併せて,支援経験者と参加者の交流を通じて貴重な情報交換を行い,我が国における重度障害者ICT支援の動向を共有することも意図しています。このため,このテーマに関心をお持ちの一般の方々のご参加をお待ちしております。

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2年次学生によるフィールドワークⅠの在宅支援が始まります(平成22年9月1日)*

 本課程を履修している2期生である2年次学生によるフィールドワークⅠ(在宅支援)が始まります。昨年同様,4名の在宅支援経験者に2名1チームとなって同行し,重度障害をお持ちの方々の状況把握や,支援の様子などを体験し,支援者の卵として問題意識の明確化と取組意欲の向上を図ります。

 2年次学生は既に,講義・実習を通じてICT支援の目的やその内容等を学びつつありますが,フィールドワークⅠにより,リアルな体験を通じた意識向上が期待されます。

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*リハ工カンファレンスの展示会に機器を展示し人材育成の説明を行いました(平成22年8月26日~28日)

リハ工学カンファレンス会場の様子 去る8月26日(木)~28日(土),仙台市のAERで開催された『リハ工学カンファレンス』(主催:日本リハビリテーション工学協会)において,機器展示に参加しました。「レッツ・チャット」や「伝の心」,各種スイッチや学生が工作したスイッチなどの展示を行いながら,来場者に本課程で取り組んでいる人材育成の目的・内容・体制等について説明を行いました。本学スタッフと課程を履修している3年次学生とで説明に当たりました。

 3日間の参加でしたが,計77名の方々に説明を行う事ができ,紹介ツールである2種類のパンフレットが計85部配布されしました。リハビリテーションの分野で活躍する人達のカンファレンスとあって,私達のテーマに強い関心が寄せられ,中には,ICT支援の現状が抱える問題を議論してゆく方もおられ,本取組への期待が感じられるとともに,改めて人材育成の重要性を確かめることが可能となりました。

 6月の作業療法学会における展示会とともに,今回のリハ工学カンファレンスの展示会でブースにお立ち寄り頂き,熱心に説明をお聞き頂いた多くの方々にこの場をお借りして感謝申し上げます。

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フィールドワークⅠの病院実習が終わりました(平成22年8月18日)*

国立病院機構西多賀病院での実習の様子 2年次学生を対象としたフィールドワークⅠの一環である病院実習 (2箇所)が無事終わりました。

 8月4日(水)の国立病院機構西多賀病院(仙台市)での実習では,筋ジストロフィーの医学・看護の講義の後,学生はグループに分かれて患者さんの病棟に入り,患者さんの日上席活の話を聞いたり,患者さんのパソコン利用環境などを見聞しました。学生にとっては患者さんとのファースト・コンタクトでしたが,特に患者さんのパソコン・スキルの高さに驚いた様子でした。

医師によ講義の様子 国立病院機構宮城病院(亘理郡山元町)の病院実習は2グループに分かれ,8月11日(水)と18日(水)に行いました。医師による病気の講義,お会いする患者さんの病歴説明,呼吸のための療法の講義の後,実際に意思伝達装置を使い始めた患者さんが病室で利用しているのを見聞し,支援をしている病院専門職の方と質疑応答などを行いました。機器を患者さんが利用している現場を見るのはこれが初めてですが,その姿に感嘆するとともに,コミュニケーション支援の大切さを再認識した様子でした。

 2箇所の病院実習を終え,この後学生は在宅支援の現場を経験することになりますが,そのための意識作りにこの実習が役立てられたはずであり,今後の学生の取組に期待したいものです。

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平成22年度第2回人材育成推進委員会が開催されました(平成22年7月20日)*

 7月20日(火)午後4時,今年度第2回目となる人材育成委員会が開催されました。

 第2回人材育成委員会前回会議録確認の後,6月~7月期の活動報告が為されたあと,フィールドワークⅠ(2年次)の実施計画とその準備状況が報告されるとともに,フィールドワークⅡ(3年次)の中間進捗報告が行われ,活発な質疑応答が行われました。

 特にフィールドワークⅡについて,学生の活動状況や意識のあり方等に課題があることが判ったため,委員会の判断として定期的に各学生チームの活動報告の機会を設定することになりました。これは当初予定になかったものですが,教育する側から見た課題解決と,学生の抱える問題を明確にし適切なアドバイスを通じた教育支援を行おうとするものです。

 また,会議では10月に予定されている『交流集会』の開催要領が提案され,8つの地域から9名を招聘するとともに学生チームによる口頭報告も行う事が了承され,具体的な準備に入ることとなりました。

 第3回の委員会は9月28日(火)に開催が予定されています。

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フィールドワークⅠ説明ガイダンスを開きました(2010/07/07)*

 去る7月7日(水),本課程履修2期生となる2年次学生を集めたフィールドワークガイダンスが開かれました。学生数は10名と昨年よりも減りましたが,各学生の意欲は高く,学ぼうとする真摯な姿が印象的でした。

 ガイダンスでは,フィールドワークの内容説明やチーム編成が行われたほか,フィールドワークに当たっての留意事項の説明が行われました。また,フィールドワークの活動を記録するノートの様式記入説明も行われました。

 これにより,8月の病院実習と9月から始まる在宅支援への同行など,フィールドワークⅠの内容とその狙いが2年次学生に浸透したと考えられ,彼等の今後の取組が期待されます。

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第44回日本作業療法学会で機器展示と人材育成の説明を行いました(平成22年6月18日報告)*

支援機器の説明 去る6月11日(金)~13日(日)の3日間にわたって仙台市国際センターで開催された第44回日本作業療法学会の機器展示に,教員スタッフが課程履修3年次学生とともに参加し,文部科学省の教育GP補助金で整備した機器類のデモンストレーションを行いつつ,重度障害者ICT支援コーディネータ育成課程の説明を行いました。

 設置されたブースには,「レッツ・チャット」「伝の心」「オペレート・ナビ」「ナース・コール」などを置き,さまざまなスイッチを持ち込んで操作のデモンストレーションをしました。また,ブースの壁には,同課程の説明用ポスター2枚を貼り,それを見ながらブースに立ち寄った学会関係者などに,人材育成の趣旨・内容などについて説明を行うこととしました。

支援機器の展示 3日間にわたって,学生2名が交代でつめる一方,教員1~2名も説明のために常駐した結果,説明資料として準備した2種類のパンフレットを209セット配布しつつ,実に188名の方々に直接説明することができました。

 反響はとても大きかったと考えられ,説明を聞いた人たちは口々に取り組みがとても重要であり,地域で同じような取り組みをしようとしても大きな制約があることから,教育機関が取り組むことには大きな意義があるとの反応を示してくれました。説明に当たった学生も,自分たちが取り組んでいることへの評価をいただくことを通じ,自覚と責任が深まった様子でした。

 機器展示にはメーカーも参加し,中には本学の取り組みの参考となる機器やソフトウェアの展示もあったため,学生はそれらについても学ぶよい機会となったようでした。8月にも仙台市AER(アエル)で,リハビリテーション工学協会のカンファレンスが開催されるのに伴う機器展示もあるため,今回の経験を生かして,さらに幅広い関係者や市民に人材育成プログラムのPRを図ってゆく計画です。

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3年次学生によるフィールドワークⅡが本格的に開始しました(平成22年6月10日)*

 昨年度実施されたフィールドワークⅠに続くフィールドワークⅡが5月からいよいよ始まりました。フィールドワークⅠでは,学生が2名ずつ地域支援者に同行して見聞を深めるものでしたが,フィールドワークⅡでは,学生3名が1チームとなって6名の在宅ALS患者さんを定期的に支援してゆき,それぞれの支援経験を蓄積するために行われます。

 とはいっても,初回から学生だけで訪問するのは,ファーストコンタクトとして荷が重いため,そのときだけはアドバイザーとしてお願いした地域支援者の方々に同行してもらうことにしました。初回は顔合わせかたがた,ALS患者の方々の状況把握と支援目標・支援計画の下準備を行うこととしました。

 6チームは現在,ファーストコンタクトを終え,支援目標作成と支援計画作りを始めたところであり,今後は学生たちだけで定期的な訪問を繰り返しながらコミュニケーション支援を展開してゆく予定です。この経験を通じ,支援者としての知識・技術はもちろん,問題意識が高くなるよう,責任の重さについて深く受け止めてほしいものです。

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平成22年度第1回人材育成推進委員会が開催されました(平成22年5月26日)*

 去る5月18日(火),平成22年度の最初となる人材育成委員会が開催されました。会議では,3月末に実施された補講と,4月に行われた2・3年次のガイダンス,及び新2年生の病院実習打ち合わせ結果などについて報告があった後,平成22年度に実施されるフィールドワークⅠ(2年生)およびフィールドワークⅡ(3年生)の年間計画などについて協議が行われました。

平成22年度第1回人材育成推進委員会の様子 フィールドワークⅠについては,昨年度と同様であるが,新規育成対象学生(2年生)数が今年度は10名へと減少したために,病院実習日程が短縮され,在宅支援への同行延べ回数が減少する見込みであるとの報告がありました。しかしながら,個々の学生の実習時間は昨年度と同程度とすることなどが確認されました。フィールドワークⅡについては,学生のチーム編成と支援対象者(6名)のマッチング,ならびにアドバイザーとしてどのチームに誰をお願いするかなどについて打ち合わせが行われました。

 また,フィールドワークの事務局体制が確認されるとともに,フィールドワークで得られた情報の共有方法について協議が行われました。

 最後に,教育GP補助対象の最終年度となることから,年度を通じた事業計画の打ち合わせがなされ,TEXTと育成マニュアルの発刊,各種報告書の作成や事業の点検・評価について,それぞれの担当者決めと計画の確認が行われました。年度を通じてかなりタイトな計画にはなりますが,実効ある事業として計画をこなし,教育GP補助のなくなる次年度以降も社会的な要請を踏まえて人材育成を継続してゆくことが確認されました。

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学会等への機器展示と人材育成プログラムのPR計画(平成22年4月28日)*

 本学の教育GPとしての取組である「重度障害者ICT支援コーディネータ育成」の周知を図るために,今年度は『作業療法士学会』(6月11日~13日,仙台)及び『リハ工学カンファレンス』(8月26日~28日,仙台)において,GP補助金で整備したICT支援機器を展示しながら育成課程の目的・内容・実績等をアピールすることになりました。

 2つの会合に参加する人達には,地域で実際にICT支援を行っている専門職種の方々が多く含まれています。そこで,教育GPの取り組みとして開始した人材育成の重要性や実際の取組内容について,より関心を高めてもらいたいとの思いから,育成中の学生による支援機器のデモや教育課程の説明などを展開することにしました。

 組織的な人材育成の取組が我が国では行われていないことから,本学の取組への関心を高めるため,また,育成中の学生がより高い問題意識と自覚・責任を身につけるため,このような機器展示への積極参加は大いに意義深いと考えられます。このため,会場にひとりでも多くの方に来て頂き,私達の取組と支援機器のア・ラ・カルトを見聞して頂きたいと思います。

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フィールドワークⅡの開始準備進む(平成22年4月27日)*

 本取組で育成対象となっている学生の第1期生である3年次学生によるフィールドワークⅡの準備が進んでいます。フィールドワークⅡでは,2年次で学んだ専門科目とフィールドワークⅠで深めた見聞や経験に基づいて,学生達自らが実際に在宅支援を展開することとなります。

 今年度は3名ずつ6チームに分かれ,学生チームが6名のALS患者さんの在宅支援を行ってゆく計画です。計画内容には,それぞれの患者さんの現状とニーズの把握を行い,支援計画を立て,それに基づいて支援内容を組み立て,実際の支援にあたることが含まれています。このため学生は,現状分析や課題分析,計画作成,実施,評価などの力が求められることとなり,専門的な知識・技術を加えた総合力がまさしく問われることとなります。

 一方,地域で生活する支援対象者の方々の多くは,支援者の定期的な支援を求めているため,支援対象者の方の声に応えることにもなります。学生チームによる在宅支援は試行錯誤しながらの展開を迎えることとなるでしょうが,活動が開始される5月が今から待ち望まれています。学生チームに大きなエールを寄せて頂ければ幸いです。

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フィールドワークⅠ-病院実習に向けて(平成22年4月26日)*

 2年次学生を対象としたフィールドワークⅠで行われる病院実習の打合せが4月19日・26日と行われ,昨年同様に実習できることになりました。日程はまだ確定していませんが,学生による難病への理解と患者さんの状況を見聞する機会として,また,フィールドワークの事前指導の機会として実現できることになりました。

 実習先は国立病院機構西多賀病院,国立病院機構宮城病院の2院であり,両機関の理解・協力により実現の運びとなりました。前者は特に筋ジストロフィーの患者さんを,後者はALSの患者さんが多く入院しておられるため,医師等の医療専門職の方による”講義”と,”病棟実習”を行う予定です。

 日程は8月を予定しており,学生は9月以降の在宅支援に先駆けた知識・見聞を得ることとなるでしょう。

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課程履修ガイダンスを開催(平成22年4月2日,3日)*

 去る4月3日,3年次学生を対象とした課程履修ガイダンスが開催されました。当日は17名(あと1名は後日実施)の出席の下で,3年次科目の内容説明とフィールドワークⅡの実施体制や留意事項の説明などが行われました。また,教育GP補助金で発行したフィールドワークノートも配布され,含まれる様式の種類とその利用法なども解説されました。

 一方,2年次学生を対象とした課程履修ガイダンスは翌3日に開催され,12名の2年次学生が課程の目的・科目編成・科目概要,教育体制などの説明に耳を傾け,本格的に始まる課程への参加意欲を更に高めることとなりました。平成21年秋の課程履修希望者ガイダンスでは18名の学生が参加したのですが,それぞれの志望に基づく科目登録で不都合の発生する学生が6名にのぼり,結果として今年度の2年次学生は12名となりました。人数で見ると残念ですが,それぞれの意欲や問題意識を見る限り,その高さに期待をかけています。

 人材育成委員会では,これら30名の学生を大切に育てるため,教育内容や方法などの質を更に高めるよう努力を継続してゆきますが,後に続く学生諸君が一人でも多く本取組で目指すテーマに関心を持ってくれることを期待しています。

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フィールドワークⅡに先立つ補講を行います(平成22年3月30日)*

 きたる3月30日(火)午前10時~午後7時に,課程履修学生のための補講を行います。午前は,フィールドワーク時に地域で支援対象者やそのご家族,介護ヘルパーの方等と話す機会が想定されることから,一般的な意味でのコミュニケーション・スキルを身につけるために,社会福祉学科の先生からレクチャーして頂きます。また午後は,2年次の講義や実習で不足した,機器・ソフト・スイッチ等の取り扱うための実習を行います。

 フィールドワークⅡでは,3名1チームとなって1名の対象者に支援を展開することとなりますが,それに先だって,関係者の方達とのコミュニケーションのあり方を考え,連携することで支援課題を明瞭にしたり,支援計画作成のための情報共有などを図ります。このため,コミュニケーション・スキルが不可欠であることから,事前指導の意味合いで学習を深めます。

 また,補講実習は講義・実習を補完するものであり,フィールドに出向く際に不可欠な知識・技術の裏付けを図るためのもので,学生にとって具体的に展開する支援内容を考える上で大いに役立つものと言えるでしょう。

 これらを学び,フィールドワークで有意義な支援経験を積んで欲しいものです。

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平成21年度第6回人材育成委員会開催(平成22年3月19日)*

 今年度最後の人材育成委員会が,去る3月16日(火)午後4時~6時に開催されました。会議では最初に,前回委員会以後の活動報告として,島根県のICT支援視察報告と,学生によるフィールドワークⅠ報告会の報告が行われました。

 協議事項としては,4回目となるフィールドワークⅡ(3年次)の実施要領確認の後,学生が利用する記録ノートに含める記入様式の議論が積極的に行われました。この結果,支援対象者の状況把握とニーズ把握(様式1),支援目標と計画(様式2),支援内容のレポート(様式3)の体裁がほぼ確定し,4月からフィールドで活用できるよう準備を急ぐこととなりました。

 また,次年度は教育GPプログラムとしては本取組が最終年度となることから,第6回人材育成委員会この人材育成プログラムをアピールするため,6月の日本作業療法学会と8月のリハ工学カンファレンスで機器展示を行うこととなりました。機器展示では教育GPで整備した機材をデモンストレーションしながら,本取組の概要説明を行い,併せて説明要員として課程履修学生を活用する予定です。更に,10月には全国から地域でICT支援を行っている方々を招聘し,支援経験の共有化を図るための交流集会を開催し,学生の知見を広げる機会とすることになりました。課程履修学生は3月にひと区切りを迎えますが,彼等による経験報告をメインテーマとしたフォー-ラムを3月開催することも決まりました。

 次年度が課程完成年度となるのに伴い,現在,TEXTと育成マニュアルの作成準備が進められており,これらの発刊と,課程履修を終了した学生に資格認証も次年度の大きな課題であることが確認されました。

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平成21年度フィールドワークⅠ報告会終わる(平成22年3月6日)*

 昨年8月より1月まで行われてきたフィールドワークの報告会が,学内外の人材育成医院と課程履修予定の1年次学生も迎え,3月6日(土)午前9時30分~12時30分,東北福祉大学1号館140番教室で開かれました。フィールドワークの報告会18名の課程履修2年次学生がひとりずつ,発表5分質疑3分の持ち時間で発表を行いました。病院実習で学んだことや在宅支援に同行した経験から学んだこと,所感,今後の目標などを各自パワーポイント資料を示しながらプレゼンしました。初めての経験にも関わらず,コミュニケーションを通じた連携の大切さや,支援対象者の環境面での気づきなど,多くの収穫が得られたようでした。学外の委員の方々からも「知って欲しいことや感じて欲しいことなどがしっかりプレゼンできていて良かった」などの感想が多く寄せられました。

 熱心に発表する学生口頭報告に先立って,2度にわたってリハーサルを行い本番を迎えたのですが,全員所定時間内にコンパクトにまとめられた報告を行い,この面でもプレゼン力がついたように感じられました。また,質疑にも憶することなく適切な回答をするなど,頼もしい様子でした。この機会を通じて,ICT支援の取り組み意識も向上し,課程履修学生にとっては実り多い2年次フィールドワークの完結となったようでした。

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フィールドワークⅠ(在宅支援)が完了しました(平成22年1月26日)*

 平成21年9月より開始した,育成対象学生18名によるフィールドワークⅠ(在宅支援)が全日程を終了しました。2年次学生のこのフィールドワークの目的は,講義や実習の授業で学んだ知識や技術に基づいて,実際の支援がどのように行われているのかを地域に出向いて見聞することにありました。また,これを通じ,これから本格的な個別支援を展開するために求められる自覚と責任を再確認する意味もありました。

 フィールドワークでは,学生18名が9チームに分かれ,地域でICT支援を行っている4名の支援者に同行し,地域で行われている支援の実際を見聞・経験を重ねてきました。支援対象者数の制約から,学生チームは4回ずつの同行支援にとどまりましたが,初めて在宅支援の現場に触れることで大きな意識向上が図られました。

 また,在宅支援同行を通じ,学生は支援対象となっている方々の現状把握やこれまでの経緯,パソコンなどの利用環境を把握することで,当事者のICT支援のニーズや意欲などを肌で感じ,自分達の取り組んでいることの重要性を再認識できたようでした。

 平成22年度4月から始まるフィールドワークⅡでは,3名1チームに分かれて学生自らが継続的な重度障害者へのICT支援を地域で展開することになりますが,このためにも,知識/技術/経験を通じた支援力のステップアップが期待されています。学生の今後の取組に注目したいものです。

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平成21年度第5回人材育成推進委員会が開催されました(平成22年1月19日)*

 今年度第5回目の人材育成委員会が去る1月19日(火)に開催されました。委員会では,前回委員会議の活動報告報告とフィールドワークⅠの実施経過報告がなされた後,次年度予定されているフィールドワークⅡの3回目となる実施要項協議が行われました。また,次年度の計画についての打合せもおこなれました。

 第5回人材育成推進委員会議論の様子フィールドワークⅠはこれまでの予定の内,6チームが 完了し,1月26日には全日程が終了する見込みとの報 告がありました。また,終了後は,学生に配布してあったフィールドワーク記録ノートの回収を行い,3月6日(土)に口頭報告会を開催することが了承され,2月期に発表指導を行う事となりました。

 フィールドワークⅡの実施協議としては,目標/実施時期/チーム編成/内容について確認が行われ,記録ノートの様式について意見交換がされました。これに関 連して,学生自らが支援に出向く上で技術や知識面で 不足があるため,フィールドワーク前に集中補講を行う事,支援経験者によるモニタリングの必要性あること, 等が議論されました。

 また,次年度の計画に,全国から支援経験者を招聘して「交流集会」(10月)を開催して学生の知見を深めること,2009年3月に開催したフォーラムをフォローする催しを2011年3月に開催して,育成対象学生による報告を通じた問題提起等を行うことが決まりました。

 今年度の委員会は残すところあと1回となりましたが,これまでの会議から,本取組に求められる教育効果向上の視点に役立つ意見交換が極めて有意義に行われてきたと言えるでしょう。

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平成21年度「大学教育改革プログラム合同フォーラム」ポスターセッションに出展しました(平成22年1月8日)*

 去る1月8日(金),標記フォーラムのポスターセッションに参加しました。セッションには全国の高等教育機関から100件に上るGPプログラムが出展されました。セッションに先立ち,募集・選考が行われたものですが,本取組もそのなかから選ばれ参加したことになります。

 昨年開催されたポスターセッションと同様に,今回も高 等教育関係者が数多く集まり,関心のあるプログラムの ブースで熱心にそれぞれの取組の説明に聞き入っており,全国的にもGPへ高い関心がもたれていることが判りました。

 「大学教育改革プログラム合同フォーラム」ポスターセッションに出展した福祉大学ブース本学の取り組みを紹介するブースでは,プログラムを紹介するポスター掲出の他,2009年のフォーラム報告書やプログラム紹介リーフレットの配布,口頭による取組概要 説明が行われました。リーフレットは100部の持ち帰りがあったほか,報告書も17部の持ち帰りがあったほか,25~6名への口頭説明を行いました。特に福祉系大学や学 科の関心が高かったですが,育成対象学生が限られているにも関わらず,地域と連携した教育体制や具体的な専門教育課程を展開している本学の経験がきっと参考になったことでしょう。

 本取組で行っている人材育成の重要性については,このポスターセッションに留まらず,様々な機会を通じて今後も継続的にアピールし続けたいと思います。

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