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V 修士論文作成
課程修了に修士論文提出は,必須条件となります。修士論文の指導は,各専攻で異なります。
社会福祉学専攻は,原則として履修の際選択した分野(6科目18単位)を担当している3名の教員のうち1名があたることになります。福祉心理学専攻では,授業科目の「特別研究I〜V」から選択した教員が,修士論文の指導教員となります。ただし,指導教員の決定は,最終的に本研究科委員会で行われます。
指導は,最低3回の面接指導と郵便またはFAX,電子メールなどの通信指導により行われます。ただし,その他にも担当教員の了解のもと多様な方法が考えられます。
修士論文の作成・提出は,原則として,本修士課程に1年以上在学し,提出する前年度末までに授業科目から,社会福祉学専攻16単位以上,福祉心理学専攻12単位以上修得していることが条件となります。
1 学位請求論文計画書等の提出
周知のとおり,論文作成は,一昼夜で仕上がるものではありません。当然,長期にわたるものとなります。したがって,それを克服するためには,論文が一定の時期に適切な段階に達している必要があります。
修士論文(学位請求論文)作成のスタートとして,1年次の9月1日までに希望する指導教員名を記入し,「学位請求論文計画書」(既定の計画書に資料添付する,または既定の計画書にしたがい,自らパソコンで作成してもかまわない)を事務室に提出することになります(日程は「通信制大学院 学年暦」参照)。指導教員の決定は,最終的に本研究科委員会で行われます。ただし,教員との相談によって修士論文作成を計画書提出前に開始してもかまいません。
学位請求論文計画書は,論題,研究計画,希望する指導教員2名を明記してください。研究計画の内容は,(1)問題意識,(2)研究目的,(3)研究計画を基本とし作成してください。
また,修士論文の進捗状況を知ることを目的として,修士論文提出までに数回のレジュメ提出が課せられます(論文構想レジュメ,第1回中間レジュメ,第2回中間レジュメの3回,日程は「通信制大学院 学年暦」参照)。平成16年度修了希望の方は,第1回,第2回中間レジュメ提出は必須となります。その際,指導教員の通信指導または面接指導を受けたうえで提出してください。1年次および平成17年度修了希望の2年次の方は,年度末締切(「通信制大学院 学年暦」参照)の構想レジュメ提出が必須となります。
レジュメ提出後,それらをコピーし,教員,学生に配布します。この試みは,通信制では,なかなか得られない他者からのアドバイス,または他者の研究を知ることでの気づきを狙ったものです。途切れることなく,研究を進めていくためにどうぞ有効に活用してください。
- 「学位請求論文計画書」ダウンロード [PDF:32.2KB]