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VIII 研究の進め方
修士論文の完成までには,(1)先行研究・文献にあたりながら,問題意識・目的や枠組などを明確にしていく,(2)方法論にもとづいて,データを収集・分析し,考察する,(3)論文を執筆するといった手順が必要になります。
どのような研究法をとり,どのような論文構成をよしとするかは,専攻分野や指導教員から充分な指導を受ける必要がありますが,基本的なことは下記のような図書で身につけてください。
1 論文執筆全般
論文の書き方については,下記のような書籍が参考になります。
河野哲也著 『レポート・論文の書き方入門』慶應義塾大学出版会,1997年
櫻井雅夫著 『レポート・論文の書き方上級』慶應義塾大学出版会,1998年
木下是雄著 『レポートの組み立て方』ちくま学芸文庫, 1994年
斉藤 孝著 『増補 学術論文の技法』日本エディタースクール出版部,1977年
清水幾太郎著 『論文の書き方』岩波新書,1959年
ウンベルト・エコ著 『論文作法』而立書房,1991年
川村匡由著 『福祉系学生のためのレポート&卒論の書き方』中央法規,2002年