履修と研究の方法

VIII 研究の進め方

2 研究の方法論

 研究を進めるにあたっては,方法論を意識して行うことも大切です。観察法,質問紙法,検査法,面接法,実験法,フィールドワーク,事例研究,臨床研究,実践研究,文献レビュー法などの方法があります。下記の書籍を参考にしてください。
 また,研究対象者へのインフォームド・コンセント,プライバシーの守秘義務など研究の倫理も遵守する必要があります。

社会福祉学分野

星野貞一郎・金子 勇編著 『社会福祉調査論』中央法規,2002年
佐藤泰正・徳田克己編著 『社会福祉研究の課題と方法』田研出版,2001年
田代国次郎・大和田猛編著 『社会福祉研究入門』中央法規,1995年
花村春樹・田代国次郎編著 『社会福祉研究の課題』ミネルヴァ書房,1973年
マーテンズ,D.M.・マクローリン,J.A.著 中野善達ほか訳 『障害児教育の研究法』田研出版,1995年

福祉心理学分野

南風原朝和・市川伸一・下山晴彦編著 『心理学研究法入門』東京大学出版会,2001年
『心理学マニュアル 研究法レッスン』『心理学マニュアル 面接法』『心理学マニュアル 質問紙法』『心理学マニュアル 観察法』『心理学マニュアル 要因計画法』北大路書房,1997〜2002年
高橋順一ほか編著 『人間科学研究法ハンドブック』ナカニシヤ出版,1998年
日本発達心理学会監修 『心理学・倫理ガイドブック』有斐閣,2000年
『発達研究の技法』『臨床心理学研究の技法』『社会心理学研究の技法』『教育心理学研究の技法』『性格研究の技法』『認知研究の技法』(シリーズ・心理学の技法)福村出版,1999〜2000年
『心理学研究法』(1〜17)東京大学出版会
山本 力・鶴田和美編著 『心理臨床家のための「事例研究」の進め方』北大路書房,2001年
鈴木淳子著 『調査的面接の技法』ナカニシヤ出版,2002年
末永俊郎編 『社会心理学研究入門』東京大学出版会,1987年
やまだようこ編 『現場(フィールド)心理学の発想』新曜社,1997年

その他

小林康夫・船曳建夫編著 『知の技法』『知の論理』『知のモラル』『新 知の技法』東京大学出版会,1994-1998年
佐藤郁哉著 『フィールドワークの技法』新曜社,2002年
佐藤郁哉著 『フィールドワーク』新曜社,1992年
箕浦康子編著 『フィールドワークの技法と実際』ミネルヴァ書房,1999年
グレイザー,B.G.ほか著 『データ対話型理論の発見』新曜社,1996年
田尾雅夫・若林直樹編 『組織調査ガイドブック』有斐閣,2002年

 なお,データ処理に,統計的手法を必要とする場合は,統計の入門書も参考にしてください。

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