2026/05/26 福祉行政学科

「プロジェクト実践活動」で社会福祉協議会の活動を通して地域を知る!

福祉行政学科の「プロジェクト実践活動」は、各自治体と社会福祉協議会のご協力のもと、東北の諸地域の福祉行政課題に焦点をあて、地域のフィールドワークを通して地域課題を発見し、その解決策を提案する授業です。学生たちは、山形市、大崎市、涌谷町の3か所から興味のあるフィールドを選び、地域の方々との交流を通して地域課題の学びを深めます。

社協の方々による講義

5月16日(土)の授業では、山形市、大崎市、涌谷町の社会福祉協議会の方々を講師にお招きしました。社会福祉協議会の組織としての役割や仕事の魅力、地域が直面する少子高齢化や孤立といった生活課題、それらに対する社会福祉協議会の多角的なアプローチ、そして住民自身が主役となる地域福祉の重要性について、お話しいただきました。フィールドワークの具体的なプログラムの説明もあり、学生たちは地域活動をイメージしながら熱心にメモをとってお話に耳を傾けていました。

今月末からいよいよそれぞれの地域(山形市、大崎市、涌谷町)に足を運び、フィールドワークを開始します。地域住民の方々との交流や地域活動の体験を経て、7月には報告会を実施する予定です。

学生の声

  •  人口がどんどん減っていくのに対し、無理に人口を増やそうとするのではなく、地域の方々とのつながりを持ち大切にしようとする姿勢が素晴らしいと思いました。また、「いのちのバトン」の取組みは、都市部では行いづらいものの、地域で行う取組みとして、非常に効果的で実用的なものだと感じました。
  • 今回の講義を通して、支える側がただ支えるのではなく、地域住民と一緒に地域を作る存在であることが大切ということが分かりました。そのため、住民の悩みなどを積極的に取り入れた対策を考えることが重要だと思いました。
  • 自分は今回涌谷町に行くのですが、涌谷町は現在消滅可能性自治体のひとつになっており、超高齢社会であるということを学びました。自分の地元も少子化や高齢化により、幼稚園や小学校が廃校になるなど地域の活力低下が懸念されていうので、実際に涌谷町に足を運び、学んだ上で自分の地元と照らし合わせながら地域福祉について学びたいと思います。
  • 大崎市の昨年度のフィールドワークが、すごく活発で楽しそうでした。こんなにも地域の方と交流するとは思っていなかったため、とても驚きました。
  • 今回の講義を受けて、山形の福祉活動を少し知ることができたと思います。私は山形出身で山形について深く知っていると感じていましたが、裏でたくさんの方々が動いて山形は成り立っていることを知ることができました。
  • 高齢者の移動手段問題、孤立問題など、実際に現地に行って地域の方々とお話しすることで現状が見えてくると思うので、普段の生活に馴染みつつも改善できるような活動や提案を、地域の方々とのコミュニケーションを通して考えていきたいです。フィールドワークで行く場所がどのような特徴があってどのような課題やそれに対する対策が行われているのかを知ってから出向くことで、地域の方々との話が深まり、地域のさまざまな面が見えると思うので、できる限り事前に調べてからフィールドワークに臨みたいと思います。
  • 現代の超高齢社会では、「権利擁護」という問題があることを改めて感じました。今生きている人たちがどう生きるのか、その人の尊厳やQOLからのアプローチも必要だと感じました。