2月となり、学生たちは春休みに入りました。まだまだ寒い日が続いていますが、晴れた日には、キャンパスのあちこちで部活動に励んだり、友人たちと楽しそうにおしゃべりをしたりする姿が見られます。今回は教育学科初等教育専攻で特別支援教育の授業を担当している杉浦徹准教授にインタビューを行いました。
重い運動障がい、知的障がいのある子どもたちの支援学校を見学した時のことです。その子たちが持っている、ほんのわずかな力や動きで感作するセンサーやスイッチを使って機器を操作し、活動に参加したり、コミュニケーションをしたりしている仕組み、アシスティブテクノロジー(支援技術)にとても可能性を感じました。そしてふと、自分が祖父、父と続く電気工事店の3代目だったことを思い出しました。工作やものづくりが好きで、子どもの頃から、半田ごてを使っていました。自分の得意なこと、好きなことを活かせると思い、教材・教具の開発や工夫で子どもたちの支援をするようになりました。
今は社会の変動が激しく、先が見えないので、就職に役立つ資格や免許をとるための勉強をしたいと考える人が多いかもしれません。でも仕事やお金だけに価値を置くのはあまりお勧めできません。豊かに人生を歩むための指針を大学で見つけてくれたらと思います。目先の利益ではなく、自分が面白いと思うこと、むしろ役に立たないことを学んでほしいですね。長い視点で眺めると結果的に一番それが役に立つことが多いと思います。
