TFU実学臨床研究セミナー実行委員会

第53回TFU実学臨床研究セミナー:生活困窮世帯の子どもの体験格差・学習格差へのアプローチ

  • 2026/01/15(木)
  • Zoomによるオンライン開催
時間
18:30~20:00
参加費用
無料
対象
福祉等関係専門職の方、その他学び直しを考えておられる方

≪2025年度 TFU実学臨床研究セミナー≫

年間テーマ:格差問題への福祉実践からのアプローチ ~支援・サービスギャップへの挑戦~

今年度は、これまで取り上げて来た「包摂社会をつくる」取組みを前進させるために、社会的排除を生み出し、「包摂」の妨げとなる「格差」に対応した実践からのアプローチに注目します。各療育の課題に対する社会福祉等対人サービスの「支援・サービスギャップ」への気づきと解消に向けた実践的取組みに焦点を当て、実践者として留意すべき視点と方法について理解を深めたいと思います。

第53回テーマ:生活困窮世帯の子どもの体験格差・学習格差へのアプローチ

■第53回セミナーの趣旨
生活困窮世帯の子どもたちは、経済的理由から学習機会や体験活動に参加しづらく、学力差や自己肯定感の低下が生じやすいといわれています。そこで、今回のセミナーでは、この「体験格差」と「学習格差」の背景を理解した上で、子どもの学習・生活支援事業や地域・企業と協働しながらの体験プログラムなどの実施を通じて、これらの問題へアプローチしているNPO法人「アスイク」の実践的取り組みに焦点を当てます。そして「体験格差」や「学習格差」の現状と諸問題について考えるとともに、実践者として留意すべき視点などについても理解を深めたいと思います。

■講師

 阿部 裕二
 :東北福祉大学総合福祉学部教授

 大橋 雄介
 :NPO法人アスイク代表理事、社会福祉法人明日育福祉会理事長



第51回セミナーの様子:「不登校支援・特別支援教育実践の現状」

大西教授から現状について丁寧に説明・報告がなされました
田中実行委員長コーディネートのもと、チャットへの回答も入れながらお話は深まりました

第50回記念・シンポジウム 「格差問題への福祉実践からのアプローチ」のご報告

 TFU実学臨床研究セミナー第50回を記念し、宮城県内福祉系職能団体コラボ企画として、本学を会場に対面開催をいたしました。
通常はオンライン開催ですが、来場での参加をご希望くださった方、本学の学生や教員など総勢30名余りが一堂に会し、シンポジウムを開催することができました。(後日アーカイブ配信を行いました。)
各職能団体の方からの話題提供がなされ、その後大島巌副学長のコーディネートのもと全体討論会として参加者からの質問やご意見などもいただき、田中尚実行委員長が総括を行いシンポジウムは幕を閉じました。
参加した学生は「現場の方々のお話や意見の交換を聞くことができとても勉強になりました」と満足そうでした。
開会に当たり趣旨説明を行う大島巌副学長
宮城県社会福祉士会 前田翔太氏の話題提供
宮城県医療ソーシャルワーカー協会 浅利俊太郎氏の話題提供
宮城県精神保健福祉士協会 堀内美咲氏の話題提供
全体討論会の会場の様子
熱心に耳を傾ける参加者の皆様
話題提供いただいたお三方
宮城県社会福祉士会 折原様
宮城県精神保健福祉士協会 鹿野様
総括を行う田中尚TFU実学臨床研究セミナー実行委員長

お問い合わせ

TFU実学臨床研究セミナー実行委員会
Tel 022-717-3359 Fax 022-301-1293
E-mail kenkyu-seminar@tfu.ac.jp
※Tel & Faxは東北福祉大学・実学臨床教育推進室(事務局)につながります(平日8:30~17:30のみ 土日・祝日不在)