2025/08/28 医療経営管理学科
水本匡起准教授が 神奈川県横浜市の「横浜ひなたやま支援学校」にて防災講演会
関心が高まる防災講演会

神奈川県横浜市瀬谷区にて、医療経営管理学科の水本匡起准教授による防災講演会が開催され、会場である「横浜ひなたやま支援学校」の主催で行われ、ひなた山地区自治会連絡協議会、横浜ひなたやま支援学校地域防災拠点、瀬谷さくら小学校学校運営協議会の共催により、盛大に行われました。
平日にも関わらず、学校関係者をはじめとして、瀬谷区役所の方々、近隣小学校の先生や住民の方々など、準備された150席はほぼ満席です。
水本准教授が昨年「神奈川県の全教員向け防災講演会」で示した新しい防災教育の手法は、県内の先生方に大変大きな反響がありました。そして、今や神奈川県では、【地形】に主眼を置いた地域防災の新たな手法に対する関心が、このように非常に高くなっています。
水本准教授が昨年「神奈川県の全教員向け防災講演会」で示した新しい防災教育の手法は、県内の先生方に大変大きな反響がありました。そして、今や神奈川県では、【地形】に主眼を置いた地域防災の新たな手法に対する関心が、このように非常に高くなっています。
東北福祉大学の防災講演会が人気の理由は?

本学の水本准教授の講演会は、どこでも通じるような一般的な防災話ではなく、事前にその地域を綿密に調べ、その地域に特化した言わば「地域オーダーメイドの防災講演会」です。
今回も例外なく、横浜市瀬谷区で講演準備のために現地調査を行い、半年以上かけて資料を作成しました。そして、赤青メガネで見ることができる3D地形画像を用いながら、住民の方々とって身近な地形を取り上げ、「地形を見ればハザードマップに載っていない真の自然災害リスクがわかる」ことを実証しました。
今回も例外なく、横浜市瀬谷区で講演準備のために現地調査を行い、半年以上かけて資料を作成しました。そして、赤青メガネで見ることができる3D地形画像を用いながら、住民の方々とって身近な地形を取り上げ、「地形を見ればハザードマップに載っていない真の自然災害リスクがわかる」ことを実証しました。

今回使用したスライドは、実に204枚にのぼりました。参加者全員が興味を持ち、納得しながら学べる防災講演の背景には、このような想像を超える事前準備があるのです。
まさに「労力を惜しまず、地域のことを真摯に考え、地域に寄り添った、地域に優しい防災講演会」であることが、人気の理由です。
そのため、毎年全国各地から講演依頼が寄せられている状況です。
まさに「労力を惜しまず、地域のことを真摯に考え、地域に寄り添った、地域に優しい防災講演会」であることが、人気の理由です。
そのため、毎年全国各地から講演依頼が寄せられている状況です。
本当の防災とは?

水本准教授は、今後の活動として、地域で新しい発見を愉しめる「瀬谷区の地形を知る防災まち歩き」を提唱しました。同時に、従来の「危険個所を点検する防災まち歩き」は長続きせず、結局は住民に共有されにくいことも示しました。
講演は1時間40分になりましたが、講演内容が参加者の生活に密接に関係していることから盛況に終わりました。
講演は1時間40分になりましたが、講演内容が参加者の生活に密接に関係していることから盛況に終わりました。
このように、行学一如の精神に基づく東北福祉大学の地域防災研究は、誰にでもわかりやすく、地域に寄り添った新しいアプローチを展開しています。
【本当の防災】とは、身近な地域の自然や人を深く知り、地域の皆が協力し合って、自然災害から確実に命を守ることです。
単に水や食料を備蓄するだけでは、本当の防災とは言えません。
【本当の防災】とは、身近な地域の自然や人を深く知り、地域の皆が協力し合って、自然災害から確実に命を守ることです。
単に水や食料を備蓄するだけでは、本当の防災とは言えません。
着実に全国へ

地域の地形特性を丁寧に調べ、地域で培われてきた歴史・文化などを踏まえ、その地域に住む人々に最適な防災を総合的に考えていく。その際には、地域の一人ひとりのために、決して妥協は許さず取り組んでいます。
その結果、誰もが自分の地域に誇りを持ち、楽しく地域情報を共有できるようになり、永続的な防災力が自然と身に付きます。まさにこれが「本当の防災」です。
東北福祉大学の研究で培われた、水本准教授による地域防災への新しいアプローチは、このように着実に日本全国へと広まっています。
その結果、誰もが自分の地域に誇りを持ち、楽しく地域情報を共有できるようになり、永続的な防災力が自然と身に付きます。まさにこれが「本当の防災」です。
東北福祉大学の研究で培われた、水本准教授による地域防災への新しいアプローチは、このように着実に日本全国へと広まっています。



