2025/05/27 福祉行政学科 社会福祉学科

「プロジェクト実践活動」で社会福祉協議会の活動を通して地域を知る!

 5月24日(土)に、「プロジェクト実践活動」の第2回授業が行われました。

福祉行政学科の「プロジェクト実践活動」は、東北の諸地域の福祉課題に焦点をあて、地域のフィールドワークを通して地域課題を発見し、その解決策を提案する授業です。受講生たちは、山形市、大崎市、涌谷町の3か所から興味のあるフィールドを選び、その地域でフィールドワークを行います。このプログラムは、各自治体と社会福祉協議会の協力のもと、受講生が地域の方々との交流を通して地域課題の学びを深めるものです。

5月24日(土)は、山形市、大崎市、涌谷町の社会福祉協議会の方々が、社会福祉協議会の活動や働きがい、地域福祉の課題や地域福祉活動計画について、お話ししました。
大崎市社会福祉協議会の概要について
大崎市のフィールドワークプログラムについて
涌谷町社会福祉協議会の働き方と働きがいについて
涌谷町のフィールドワークプログラムについて
山形市社会福祉協議会の特徴について
山形市社会福祉協議会の活動について
6月は、いよいよ地域に足を運び、フィールドワークを行います。7月には報告会を実施する予定です。

受講生の感想

●社会福祉協議会の役割や取り組みについて正直なところよくわかっていなかったので、とても勉強になりました。課題に対する取り組みはそれぞれの地域で異なりますが、どの地域も少子高齢化や地域におけるつながりの低下が問題になっていることがわかりました。人とのつながりが生きがいになり、誰かとおしゃべりをしたり、笑い合ったりすることが人の心を支える大きな力になっていることがわかりました。フィールドワークの予習として、この活動で学ぶべきこと、考えるべきことを確認することができました。実際に現場の最前線で活躍されている方々から直接お話を聞くことができ、とても貴重な時間でした。地域のために働く方々が普段行っている活動を近くで見て学びたいと思います。プロジェクト実践活動を通して、より良いまちにするためには何が必要で、何が求められているのか実際に現地へ行き、自分で考えていきたいと思います。また、この活動を将来の自分に繋げていけるようにしっかりと取り組んでいきたいです。

●今日の授業で各地域の社会福祉協議会の方の話を聞いて、各地域の福祉活動を聞くことが出来て良かったです。大学で福祉を勉強していて地域福祉に関心をもっているのにも関わらず、出身地で実践されている活動について知らないことばかりで驚きました。次回からのフィールドワークでは実施されている福祉活動を実際に見て経験して、その地域の特徴や良いところ、課題など見つけて今後の学びに生かしたいと感じました。そして将来は学んだことを生かして地元の福祉活動を活性化させ、地域全体の活性化につながるように頑張りたいと改めて思いました。