2026/01/15 福祉心理学科

【学び】企業の社会貢献活動から考える人と社会のウェルビーイング ーリエゾンゼミⅠでのCSRインタビュー調査ー

ソフトバンク株式会社様へのインタビューの様子

リエゾンゼミⅠ(1年次ゼミ)では、各ゼミがさまざまな問題解決学習(PBL:Problem Based Learning)に取り組みます。ここでは、41組(担当:吉田綾乃、鎌田克信)の取り組みを紹介します。

人と社会のウェルビーイング実現に向けた取り組みのひとつに、企業による社会貢献活動があります。41組では、企業が社会的責任(corporate social responsibility:CSR)の観点から行っている活動に着目し、それらに関わる社会的・心理的要因を明らかにすることを目的として、インタビュー調査(※)に挑戦しました。

4つのグループが、それぞれ関心を持った企業のCSR活動を調べ、インタビュー内容を検討。キャリアセンターによる企業訪問マナー学習を経て、アポイントメントを取り、オンラインおよび対面でのインタビューに臨みました。
 

企業訪問マナー学習の様子
今年度は、キヤノンマーケティングジャパン株式会社様、カルビー株式会社様、ソフトバンク株式会社様、日清製粉グループ様へのインタビューが実現しました。

調査成果は報告書にまとめ、1月14日に発表会を開催。発表会では、CSR活動がコミュニティの再生や企業イメージの醸成に寄与する可能性に加え、活動に携わる人々にとって自己実現や社会的アイデンティティの形成につながる可能性があることが報告されました。

半年にわたるグループワークと主体的な学びを通して、福祉心理学科で習得を目指す「心理実践力」の基礎を身に付けることができました。

最後に、お忙しい中、快くインタビュー調査にご協力いただいた企業の皆さまに、心より御礼申し上げます。


学生の声

・約半年にわたるCSR調査を通して、多くの企業が社会貢献に取り組んでいることを知りました。社会のために行動する仕事の大切さを実感し、将来の進路を考えるきっかけになりました。
・業種は異なっていても、各企業が共通して社会への責任を意識し、被災地支援や子ども向けの活動などに取り組んでいる点が印象に残りました。社員の方々が誇りを持って活動している姿も心に残りました。
・事前調査と実際の訪問を通して、CSR活動の目的や背景を深く理解することができました。初めてのインタビューで緊張しましたが、温かく対応していただき、貴重な経験になりました。
・インタビューを通じて、消費者として商品を選ぶだけでなく、その背景にある企業の姿勢や社会とのつながりを考えるようになりました。企業の「あるべき姿」について考える機会になりました。


・企業の方が丁寧に説明してくださり、Web情報だけでは分からない社会貢献活動の実際を知ることができました。1年次からこのような経験ができたことは大きな学びです。
・CSR活動が単発ではなく、企業活動の一部として継続的に位置づけられている点が印象的でした。企業と社会の関係について改めて考えさせられました。
・初めは不安もありましたが、グループで協力しながら活動する中で絆が深まりました。マナー講座や企業の方とのやり取りで得た学びを、今後の学生生活や将来に生かしたいです。

※インタビュー調査は心理学研究法のうち「半構造化面接」に該当します。