2025/08/05 社会福祉学科
【千葉・阿部合同ゼミ】 “はたらく”リアルを聴き、キャリアを創造する
大学生の就職活動開始時期は早まる傾向にあり、2027年卒(27卒)と呼ばれる大学3年生もその準備段階を迎えています。7月8日は、地域情報誌『せんだいタウン情報 S-style』や『Kappo 仙台闊歩』の他、宮城県内の企業を紹介するガイドブック『みやぎで働く!』などを発行している株式会社プレスアートの方々に、“働くこと”をテーマとする話題をご提供いただき、“福祉を学ぶこと”と関連づけてキャリアを考えました。

千葉・阿部ゼミはそれぞれ社会福祉に関する実践研究に取り組む他、大学卒業後のキャリアを模索する時間や機会づくりも大切にしています。
今回は、株式会社プレスアートの方々より、① 就職活動を始めるときの軸や条件・こだわり、② エントリーする会社の絞り方、③ 入社する前と後(現在)の3つを具体的にお話しいただきました。また、その後のプチワークショップでは、ガイドブック『みやぎで働く!』を手元に、人事採用担当の立場から働く場の魅力の発信を考えました。
学生の感想

- 就職活動の際の「軸」や「こだわり」は特別なものでなく、自分の生活上にあることをシンプルに挙げてよいことがわかった。また、「形に残る仕事がしたい」や「話す仕事がしたい」、など、自分のやりたいことから自分の強みを活かせる職業へと選択の幅を拡げたり、絞っていく流れも学べた。これから自分の素直な気持ちを大事に、自分らしい働き方を見つけていきたいと思う。
- 就職活動を始める時期ではあるが、何から始めてよいのか不安な気持ちは変わらない。しかし、今回のトークセッションやプチワークショップを通して、就職活動そのものを難しく考えていた“自分”に気づけた。国家資格の取得を目指していることから、福祉関連の職業選択ばかりと決めつけず、たくさんのヒト・モノ・コトに触れる体験を増やし、自分のキャリアを考えていきたい。
- トークセッションでは、自分が学んでいる社会福祉分野・領域に限らず、社会と人間のつながりや関係を確認できた。今回は異業種と捉えていた企業の方からのお話はとても新鮮だった。また、プチワークショップでは、合同ゼミ企画を活かし、いろいろな学生間で意見交換ができたことも楽しかった。





