2024/10/29 社会福祉学科 福祉心理学科 福祉行政学科 産業福祉マネジメント学科 キャリアセンター

「就労実習報告会」を開催しました

2年生以上の選択科目である「キャリアデザイン・インターンシップ」を受講している学生たちが10月29日、ご指導いただいた事業所の方々をお招きし5日間の就労体験で得た学びについてプレゼンテーションを行いました。

事業所からの参加者を前に発表を行う学生
事業所からの参加者を前に発表を行う学生
本科目では、3年生より推奨されている自主開拓型インターンシップに参加する前の段階の学生たちを対象として、事前指導、夏休み中の就労実習、事後指導を行なっています。報告会は、本科目で得た学びや実習の経験を今後にどう生かしていくかなどをまとめて発表し、ご指導いただいた事業所の方々との質疑応答も行う、本科目の最後の締めとなる成果発表の場です。

10月29日に行われた「就労実習報告会」では、事業所の方々から多くの質問が飛び交い、「学生たちの成長した様子を確認できた」「事業所としても今の学生を知る良い機会となった」などのご意見をいただきました。これらの経験をステップにして、今後に控えている自主開拓型インターンシップに積極的に参加していってくれることを期待しています。

◆学生の感想(抜粋)
・今回初めて就労実習を経験してみて、たった5日間の就労実習でしたが実際に社会で働いている人たちと同じように働いている気分を味わえたように思えて、とても楽しい5日間を過ごすことができた。事前指導で学んだマナーを実際に活用したときは、緊張で予習通りにはいきませんでしたが、とても良い経験となった。公園をつくることの難しさを知り、なぜ家の近所に広場があるのに遊具が置かれないのか、施工してから2年は経つのに、なぜまだ完成しない防災公園があるのかなど、いろいろな理由がわかりました。行政と顧客との板挟みになってしまうことの大変さなどはあるが、双方の意見を聞きお互いが納得する案を考案し提供することで、皆が納得のいく最適解を見出す大切さについて身をもって感じた。

・大学に入ってから就職に繋がる活動を行ったのはこの就労実習が初めてでしたが、事前指導においては、事業所への電話のかけ方から、エレベーターやタクシーに乗る際のマナーなど、社会に出る上で必要となる基礎的な部分を学ぶことができました。夏休み中に行った実習本番では、様々な施設を訪問したり、文化事業に関連する事業のアイデア出しを行ったりするなど、充実した内容を経験することができました。発表会に向けてスライドを作成しながら内容を振り返ったことで、今自分に足りていない能力はどんなものなのか、実習を通しての気づきを深め、今後に繋がるまとめが出来たと感じました。

・講義を通して、インターンシップの知識だけでなく、社会人としての常識を学ぶことができた。エレベーターや座席の下座の位置や名刺交換など、多くスキルを事前指導学習から身に付けることができた。また、就労実習の経験から、迅速な判断能力やコミュニケーション能力の構築が重要であることを強く感じた。すべての幅広い世代のお客様が笑顔で過ごせるためには、気配り・見配りが常に必要であり、危機感を持って働くことが大切だと感じた。さらに、発表を通して暗記すること・目線を上げること・大きな声で発表することで説得力のあるものになることを事前発表で学び、当日実践することができたため良かった。

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