2018/02/10 弓道部

弓道部創部40周年記念祝賀会・岡田清一先生師範就任祝を開催しました

弓道部創部40周年記念祝賀会並びに岡田清一先生師範就任祝が2月10日、OB、現役部員約120人が国見キャンパスに集い盛大に行われました。

1998年第22回全日本学生弓道女子王座決定戦、2002年の第26回同大会、99年第11回全国大学弓道選抜大会女子と3度の日本一の実績がある弓道部。この日は40周年だけでなく、90年から昨年3月まで部長を務め、現在は大学院教育学研究科教授である岡田先生の師範就任祝とあり、遠くは鳥取、佐賀からもOBがお越しになるなど、盛会となりました。

開会後、体育会会長の松江克彦教授から「弓道部といえば98年の全国制覇が思い起こされる。3度全国制覇したことはすばらしい。今後も一層の活躍を期待します」、同副会長の佐藤伊知子准教授からは「OBOGのみなさんがパワーあふれる4年間をつないでの40周年。今の学生のみなさんは、未来の学生にさらにつないでほしいです」と祝辞をいただきました。

続いて、第10代部員の舟橋正人OB会長が「一生懸命やった4年間を弓道部で過ごせたことは今でもいい思い出です。卒業生もどんどん増え、こういった会が開けることを嬉しく思う」とあいさつ。そして、師範となった岡田先生が登壇しました。

「前任の溝口(謙三)先生の後を継ぐのがとんでもない重荷で、少しだけやろう、と思っていたら30年近くになりました。その間に日本一になる機会にめぐりあえたのは、非常に幸運でした。創部15周年の直前に3部に落ちた苦い思い出もある。その後たくさんの部員が入って頑張ってくれて、全国制覇を経験できたんです。ただ、部や学校を辞めてしまった学生のことが今でも頭に残ってて…それを防げなかったのが残念だったな、と今でもときどき思い出します。今後は、とても指導できる立場じゃないが(笑い)、環境整備などで支援できるようにしたい。いろんな思い出を与えてくださった体育会弓道部に感謝したいと思います」

会は、鏡開きののちに乾杯、会食へ。岡田先生への記念品贈呈もあり、会場はさらに盛り上がりました。謝辞は現部長の松本祥子准教授が務め「次は45周年がありますが、45周年の前に全国優勝してもう一度集まれる機会をつくりたい。今後も現役の学生に温かいご声援をお願いしたいと思います」と述べると、閉会の辞では現役の渡邉雄真副将が「ふがいない面はまだあるが、日々努力を重ね日本一を目指してこれから頑張っていきたいです」と力強く宣言しました。

最後に初代部員の松川弘さんが締めの音頭を取ると、大きく鳴り響いた手締めの音とともに笑顔が広がりました。