2018/06/10 地域共創推進室

七ヶ宿町で「水田除草」と「稲子集落」を見学しました。

第3回「地域と自然の共創を学ぶ」実習および講義が6月10日に七ヶ宿町で行われ、「地域共創実学教育」の履修生と関川伸哉ゼミの学生44名が参加しました。

5月26日に田植えをした学習田での除草機による除草を通して、水田管理の必要性と方法を学びます。また、町内に点在する学習田と藩政時代の藩境警備と藩林警視のために山守を常駐させた「稲子集落」を見学し七ヶ宿町の歴史と地勢を学びました。

参加学生の感想

  • 実施結果・考察:前回の活動から二週間ぶりの水田管理活動は、台風の接近により少し雨が降っており寒かったですが、作業を行っている間は寒さを忘れて活動していました。「除草機」を使った作業は地元の方の説明を受けた際、正直「簡単そう!」と思いましたが、実際やってみると全然上手くいかなく、泥が除草機に溜まってしまいなかなか進むことが出来ませんでした。「雪かきの時に使うスノーダンプを使うように作業するといいよ。」と地元の方からアドバイスを受けたものの、コツを掴むことができず、活動を終えてしまいました。今回なかなか上手く除草機を使いこなせなかったので、来年の活動でぜひリベンジしたいと思います。そして、みんなで田植えをした苗が、以前見たときよりも少し大きくなっていて、苗の成長は早いと感じ、感動しました。7月の水田管理で今よりもさらに成長している苗の姿を見るのが楽しみです。その苗の成長には地元の方の支えがあって大きく成長しているので、地元の方への感謝の気持ちを常に持って今後も活動していきたいと思います。また、昔は120人弱住んでいた稲子集落が、今は1人しか住んでいないという話を聞いて、空き家の問題や過疎化の問題が深刻になっている今の日本の問題を真摯に受け止め、これ以上問題が大きくならないような対策を作らなければならないと思いましたし、若い世代がもっと活動していかなければいけないと感じました。(社会福祉学科3年・女性)
  • 今回の実習はあいにくの雨でしたが、内容の濃い1日になりました。機械での除草は正直楽なものだと思っていましたが、実際にやってみると予想以上に力が必要でスムーズに進まなかったり、すぐに土が溜まってしまって前に進めなかったりと、決して簡単ではありませんでした。現地の方から「脇を閉めてやると良い。足と手を一緒に動かさずに機械を前に進めてから一歩足を出すようにして行くと良い。あまり力を入れずに下ではなく前に向かって押すと良い。」などとアドバイスをいただきながら、意識してやっていくうちにコツをつかむことができました。実際に手本を見せていただいたのですが、私には真似でいないような慣れた手つきで機械を扱っていて、驚きました。今回の実習は3回目ということもあって、積極的に周りの人とコミュニケーションをとれるようになり、教えあいながら除草をすることができたので、より質の高い活動になったと思います。また、午後は現在居住人口が1人という稲子地区へ行きました。最盛期には127人が居住していた集落が1人にまで減ってしまい、そこでお話してくれた方は「悔しい。」とお話されていました。その方は、元役場で働いていた者として、知り合いが住んでいて縁がある地域であり、この地区の現状を知っている者として、“どうにかしたい”という思いがありながらも結果的に今の状況に至ってしまったと説明してくださいました。その方が稲子地区に対して、過去にどのような思いでどのようなことをしてきたのかは分かりませんが、本気でこの地域と向き合っていたといことがすごく伝わってきて、何か考えさせられるものがありました。この地域をどうにかしたいという強い思いを持つことの大切さを感じ、一方でどうにかしたいという思いがあっても、変えることができない今の状況の難しさを受け止めなければならないとも思いました。これから限界集落と言われる地域が増えていくと言われていますが、そんな地域にも地域の良さがあり、実際に足を運んでみると自然を体感できたり地域の人と交流できたり、ひとつひとつの経験が新鮮だし落ち着くことができます。その感情を忘れずにこれから生活して行きたいと思いまいした。(社会福祉学科2年・女性)

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