2018/11/17 地域共創推進室

プロジェクト実践活動Ⅰ「網地島PJ実践活動」(後期)活動報告会

後期プロジェクト実践活動Ⅰ「網地島プロジェクト実践活動」の学習評価として、これまで学生が取組んできた実践活動の事例発表、今後の活動計画並びに目的をジョイフル網地島会員や島民等に説明しながら網地島の活性化について意見交換を行う。

今後は年明けの2月~3月の収穫期に訪問し、収穫作業を行う予定です。

参加学生、島民、行政の感想

網地島の島民の方の率直なニーズを知ることができ、島民の方々が今困っていることや今感じている課題に一緒に向き合っていく必要があると改めて実感しました。今回の活動を通して、島民の皆さんの「今の島での生活を守りたい」「変わらず島に住み続けたい」という強い思いを感じ、新たな資源を追加するのではなく、今ある資源や環境をいかに活かしていくかを一緒に考えていくことが重要になると考えました。また、実践して修正することを繰り返して進めていくということも大切ですが、島民の方々の意向を聞く機会を事前にもう少し設けることが必要だったという思いも残りました。プロジェクトを行うにあたって、島民の方々のお話を聞かせていただく機会を大切にしていくことが欠かせないと大変勉強になりました。そして、島民の皆さんと共に推進していけるものになるよう、改めて私たちの課題を整理したいと思います。(社会福祉学科4年・女子)

私は今回の活動報告を通して、今後の課題を発見しました。それは、島民の方々のニーズを把握し、自分達の自己満足で終わるような活動をしないことです。意見交換会のときに島民の方から「オリーブの植樹は島にどんなプラスがあるのか」という意見が出されたとき、自分たちが行っていることが上手く伝わっていなかったことを知りました。また、雇用の場を作りたいという意見も知れたので、事前に島の事をもっと把握する必要があると思いました。(福祉行政学科4年・男子)

私にとって今回が初めての網地島でした。前回と異なり天候に恵まれ、網地島までの船の風は気持ちよく、島には壮大な自然と美しい景色がたくさんありました。社会科の教員を目指す者としてその視点で見ていたところ、網地島の生活の様子や歴史的寺院など子供たちの教育に役立つものを多く発見しました。また報告会では、ご高齢の方が多く、島の未来について関心があるご様子で発表を見に来てくださいました。私たちの発表は事前に網地島の事を自分達なりに調査して準備したのですが、もっと早いうちから島民の方々の思いや意見を聞いておけば、私たちの発表はもっとより良くなったのではないかと感じています。ですが、今後も島民の方と意見を交えつつ私は進めていきたいと考えています。この網地島報告会を行う上で多くの方に協力をいただき、お世話になりました。このような場を設けていただき、大学の網地島関係者の方々、網地島の方々にとても感謝しています。これからも教育の視点や大学で学んだこと、今回の報告会で学んだことを生かして活動していきます。(教育学科2年・女子)

今回の報告会で感じたことは、島民の方々は将来よりも自分たちが生きている「今」という時間を生きるにはどうするかということを重視しているのだと感じました。報告会に参加された方々は全員高齢者であったことからもその気持ちがわかりました。私たち学生が現在進めようとしているプロジェクトは、如何にして島の良さを後世に伝えるかという未来思考的なものに重きを置くものだったために、これからは島民の方々と私たちの間で少し時間をかけて情報収集することも必要だと思いました。(社会福祉学科1年・男子)

・網地島全体の課題である「人口減少を如何にして解決していくか」というのは、行政も含めて相談はしている。
・島の人間に高齢者が多く、息子たちは石巻市に行っている。これが人口減少の主たる原因。若者が来ない、雇用の場所がない、これらを学生に検討していただきたい。
・観光化したいとは言うが、港にゴミが増えたり、猫を追いかけてきて庭に入ったりすると言った問題もある。
・観光地になると今までの暮らしができなくなる。
・もう少し島の弱みを知ってほしい。
・観光も大事だが、定住していける環境づくりが大切。
・高齢者が大部分であるため、島に住んでいる不便さを少し理解してほしい。
(参加した島民の感想を一部抜粋)

島民に残された時間という点を意識して考えてほしい。こうすればいいという解答はないが、人口減少(流出)にあえいでいるのは事実だ、地域資源の活かし方を考え、行動することを第一にする。行動しなくては衰退の一路を辿る。ジョイフル網地島は、笑顔で暮らせる島にすべく立ち上がったものであり、東北福祉大学の活動は「笑顔で暮らせる島」というものにするためには、非常にいい働きであると考える。この活動を未来への種まきとし、行政の分野と絡めていき、島民の課題をいかにして解決していくかを考えてほしい。行政一同も尽力していく。(牡鹿総合支所)

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