2017/10/03 医療経営管理学科

【教育】9月13日実施 「宮城県立こども病院見学」の報告

医療経営管理学科では、「医療機関実習事前指導」を履修する2年生13名を対象とした「宮城県立こども病院」の見学会を、9月13日に実施しました。

見学会前半:宮城県立こども病院の概要

宮城県立こども病院の見学会を9月13日に実施しました。

参加者は医療機関実習事前指導を履修する2年生13名です。

前半の1時間は宮城県立こども病院の成育支援局主幹の日下様より、病院の理念、地域での役割、他の病院との違い、事務局の構成とスタッフの配置、小児医療の現状課題と対策などについて講義していただきました。また隣接している拓桃館(医療型障害児入所施設)、耐震構造の最新設備、院内図書館など特徴ある施設も説明していただきました。

宮城県立こども病院は「東北では唯一の高度専門小児医療機関」であり、理念に掲げる通り、こどもと家族の視点に立った「病院らしくない病院」、「元気の出るファミリーホスピタル」をコンセプトとしている病院であり、説明を受けながら、学生達は特徴的な医療機関であることを実感している様子でした。

見学会後半:カルテ庫の見学、業務内容とシステムの説明、座談会

後半の1時間は、診療情報室・情報システム管理室の渡辺勝様と職員の皆様より、カルテ庫の見学、業務内容とシステムの説明などしていただきました。
学生達は、最新設備のカルテ庫を見学し、興味津々の様子でした。

さらに、職員のみな様との座談会も行ないました。
診療情報管理士である渡辺様から学生に向けて多くの質問が投げかけられました。

「なぜ診療情報管理士を目指すのか」
「今、みなさんは何を勉強しているのか」
「平均在院日数はどのように求めますか」

などです。そのほか

「専門職の知識やスキル以外に一芸を持っていてほしい、組織で能力を発揮するためには必要で、そのためにも学生時代になんでも挑戦して経験を積んでほしい」

「大学で好きな勉強ができるのは本当に幸せなことです。立派になってください。」

など温かいメッセージもいただきました。

学生達は、職員の方々の元気な姿に驚き、鋭い質問を受けてどう答えようか悩み、たくさんの刺激をもらったことと思います。
以上の通り、充実した病院見学会となりました。日下様、渡辺様、職員の皆様、ありがとうございました。 

引率:医療機関実習事前指導教員

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