社会保険診療報酬支払基金(以下、支払基金)は、医療経営管理学科の特色ある就職先の一つです。支払基金には、これまで、学科の2期生から今年度卒業の8期生まで5名の卒業生が働いています。また、現在就職活動中の4年生の多くがエントリーをしている、人気の就職先です。
支払基金は、医療機関からの、健康保険組合などへの医療費の請求の際に、その診療行為が保険診療のルールに適合しているかを、審査する機関です。
病院などの保険医療機関は、患者さんの診察後に受付窓口で自己負担分の医療費の支払い(現役世代は医療費全体の3割)を受けますが、残りの医療費は健康保険組合(保険者)などへ請求されます。
しかし、それは直接健康保険組合に請求書が提出されるのではなく、審査支払機関と呼ばれる、社会保険診療報酬支払基金や国民健康保険団体連合会に提出され、医療費の請求(レセプト)について正しいか審査したうえで、審査支払機関から健康保険組合に請求されます。
社会保険診療報酬支払基金は、保険医療機関における個々の診療行為が、保険診療ルールに適合しているかどうかを確認する、日本の医療制度にとって大変重要な特別民間法人です。