2019/05/28 医療経営管理学科

【特色ある就職先】社会保険診療報酬支払基金

医療経営管理学科の特色ある就職先として、社会保険診療報酬支払基金を紹介します

宮城県社会保険診療報酬支払基金
宮城県社会保険診療報酬支払基金
社会保険診療報酬支払基金(以下、支払基金)は、医療経営管理学科の特色ある就職先の一つです。支払基金には、これまで、学科の2期生から今年度卒業の8期生まで5名の卒業生が働いています。また、現在就職活動中の4年生の多くがエントリーをしている、人気の就職先です。

支払基金は、医療機関からの、健康保険組合などへの医療費の請求の際に、その診療行為が保険診療のルールに適合しているかを、審査する機関です。

病院などの保険医療機関は、患者さんの診察後に受付窓口で自己負担分の医療費の支払い(現役世代は医療費全体の3割)を受けますが、残りの医療費は健康保険組合(保険者)などへ請求されます。

しかし、それは直接健康保険組合に請求書が提出されるのではなく、審査支払機関と呼ばれる、社会保険診療報酬支払基金や国民健康保険団体連合会に提出され、医療費の請求(レセプト)について正しいか審査したうえで、審査支払機関から健康保険組合に請求されます。

社会保険診療報酬支払基金は、保険医療機関における個々の診療行為が、保険診療ルールに適合しているかどうかを確認する、日本の医療制度にとって大変重要な特別民間法人です。
出典元:社会保険診療 報酬支払基金HP (https://www.ssk.or.jp/kikin.html)より簡略化して作成

卒業生 荒井真帆さんに、社会保険診療報酬支払基金の仕事について紹介していただきました

卒業生の荒井真帆さん
卒業生の荒井真帆さん
私は現在、審査業務課に所属しており、毎月医療機関から提出されたレセプトの審査事務を行っています。支払基金での主な業務は毎月10日のレセプトの受付から始まり、翌月9日の保険者へのレセプト送付までの1カ月サイクルで成り立っているため、月々の日程がある程度決まっているのが特徴です。

主な業務内容はパソコンを使用したレセプトの審査事務ですが、時には電話対応や資料作成など大学の講義で身に着けた力を生かす場面も多々あり、医療や情報について幅広く学んだことが今の私に繋がっています。

レセプトの審査事務においては、医学的な内容も含まれるため、時に難しさを感じることもありますが、その分新たな知識を学んだ時に大きなやりがいを感じます。また、お医者さんである審査委員の先生方に直接お話を伺うこともあり、仕事を行う上で大変貴重な経験をしています。

支払基金の仕事や役割は、多くの方に知られているわけではありませんが、日本の医療保険制度を支える重要な機関であることを日々感じながら働いています。

医療経営管理学科での学びと、支払基金との仕事のかかわり

支払基金の業務で使用される、診療点数などに関する資料
支払基金の業務で使用される、診療点数などに関する資料
医療経営管理学科では、メディカルクラークや、診療情報管理士の勉強を通して、医学知識と、診療報酬請求に必要となる基本的な知識・技能を学びます。

大学で学んだ知識は、病院の医事課や、診療情報管理室での仕事の基礎となるだけではなく、医療機関から提出される診療報酬請求を審査する、支払基金での仕事の基礎ともなります。

支払基金は、医療機関と並び、大学での学びの成果を活かして、社会へ貢献できる就職先の一つなのです。

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