2024/07/26 産業福祉マネジメント学科 共生まちづくり学科

【共生のまちづくり】多賀城市地域共生社会シンポジウムの企画・運営に向けて

令和6年度、東北福祉大学(森ゼミ)と多賀城市社会福祉協議会、多賀城市の3者連携事業として、「Well-beingなまちづくりに向けて」をテーマにしたシンポジウムを開催いたします。

多世代による共生地域づくりを目指すプロジェクトとして、多賀城市の3つの地区の地域づくり活動に参加しながらアクションリサーチを行い、令和7年2月に予定しているシンポジウムで3地区の多世代地域づくりのケース・スタディを報告します。

多賀城市は、これまで3つの市内地域包括支援センター圏域で、地域カルテの作成を進めており、本プロジェクトは、大学生が地域カルテをもとに地域づくりのグッド・プラクティスに焦点をあて、その特徴を中心にケース・スタディを作成し、広く多賀城市民の皆さんに情報発信するプロジェクトになります。学生は、様々な活動への参加やインタビューを通して、各地区の特徴をまとめていきます。

そのキックオフが、7月6日と7日に多賀城市にある南宮地区と新田三区で行われました。

【南宮自治会】

7月6日の南宮地区で行われた「南宮自治会夏祭り」の会議に参加し、東北福祉大学の学生が地域活動に参加する主旨についてご紹介をいただきました。
地域づくり活動では、「南宮自治会夏祭り」の企画・運営に参加し、子どもブースの企画を予定しています。
今回の会議では、企画運営の中心を担う「南宮いろは会」の方々と顔合わせし、地区の皆様の温かさや学生を受け入れてくれる気持ちを感じることができ、活動の活力になりました。

 
南宮自治会の会議の様子、想像していたより人数が多く緊張しました。
「南宮いろは会」との顔合わせ。とても優しく声をかけていただき、私たちの活動を応援していると激励され、うれしい気持ちと共に頑張ろうという気持ちが増しました。
南宮自治会の夏祭りポスター

【新田三区】

次に、7月7日に新田公民館にて、新田三区の地域住民の方々との顔合わせが行われました。
初めに区長の伊藤五郎さんから、7月27日に行われる夏祭りや地域パトロールについてのお話しを伺い、世代間を超えた活発な意見交換の様子や今後の学生の活動の流れを確認することができました。その後は夏祭りの会場となる新田新後公園の下見に行きました。私たち学生が新田三区を訪れるのはこの日が初めてでしたが、地域の皆さんはとても温かく迎えてくださいました。
これから、様々な地域づくり活動に参加し、来年の2月に行われる多賀城市地域共生シンポジウムに向けて、多世代による地域づくりの特徴についてまとめて行きたいと思います。
 
初顔合わせで地域の方々へ自己紹介している学生
学生たちが話し合いを真剣に聞く様子
7月27日に行われる夏祭りの会場である新田新後公園の下見を行う様子

【学生の声】

・「活動の中で地域の方々との関係を構築しながら新田三区や南宮地区の魅力や課題を見つけていきたい」
・「大学生などの若い世代の関係人口創出を目指して、私たちが盛り上げていきたい」といった声があがり、今後の活動への気持ちや方向性を定める機会になりました。
 

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