2019/11/28 情報福祉マネジメント学科

教員の声:学科行事 石野莞司教授

教員の声<不定期更新>
学科の教育や活動について学科教員の視点でまとめて報告します。初回は、石野教授による10月末に実施した芋煮会についての報告です。

芋煮の調理中の様子
芋煮の調理中の様子
学科では毎年秋10月に、1年生とともに広瀬川河岸で芋煮会を行うのが恒例行事の1つとなっている。

さて、10月30日(水)当日、案外良い天気に恵まれ、10時過ぎに1年生達は、大学から大崎八幡、牛越橋を経由して広瀬川河岸まで徒歩で移動。同じ頃、買い出し部隊は薪や鍋、食材の調達へと走り、現地で合流。広瀬川河岸ではそれぞれ20名ほどのクラス毎に石ころでカマドをしつらえて、思い思いの方法で薪を焚きつけ、水を入れた大鍋をしかけ煮立つのを暫時待つことに。

面白いのは、クラス毎で作業の進み具合に差が生じ、整然・粛々と進めるクラスもあれば、スッタモンダしてなかなか大きな火をおこせずに悪戦苦闘するクラスもある。これは例年通りのことであるとはいえ、端から見ていると手際の善し悪しを見られて中々興味深い。

鍋が煮立つまでの間に学生達は食材の下ごしらえ。クラスによっては、女子力を発揮するところもあれば、玄人はだしの包丁捌きを披露している男子学生も居て頼もしい。その際にもチームによっては手際の良さ悪さにより、準備状況に差が出ていたのは勿論である。

ともあれ、共同作業には違いがないため、連携プレーを通じコミュニケーションの促進につながっていたのは間違いなかろう。もっとも、それが狙いで毎年実施してきたのではあるのだが・・・。

完成した芋煮と食事風景
完成した芋煮と食事風景
  鍋が煮立ち、食材の準備が整ったところで食材を鍋に投入。待つこと暫し・・・待ちきれない学生はしきりと鍋のフタを取っては、中をかき回して煮え具合を吟味するも、量が多いだけに中々煮えない。

しびれを切らした学生は、暇つぶしへと走る。各クラスの鍋には大概「奉行」がついていて、食材の煮え具合を確認し、味噌や醤油の投入タイミングを推し量ることとなる。彼・彼女の声に従い味付けが施され、鍋の回りの学生がひとしきり味見をしながら、「薄い」だの「味噌が足りない」だのと品評を加え、段々と味が調って行く。

各クラスで鍋が煮上がって、食し始めたのは12時少し前。仕事のために、ありつけなかった教員がいたものの、各自用意してきた器に盛って食事を開始。至福の時でもあり、学生が各々に品評を開始し、愉快な時間を過ごすことに。食べながら話し、話しながら食べ、胸襟を開く時間が暫く続くところにこのイベントの良さがある。

1時間ほどの食事時間を堪能してからは、そそくさと後じまい。これもまた共同作業で、手際の良い協力がなければなかなか撤収できないのだが、今年は良い感じに撤収できたように思われる。

学生生活の中の変化として、こういったイベントは欠かせない。昨今は、ゼミなどでのコンパや催しが不調となるケースが目立つようになってきたが、早い内にこういった機会が極めて有為であることを学生自ら認識することで、何とか改善されれば良いと思うのだが・・・ともあれ、かくして今年の秋の風物詩は幕を閉じた。

思い返すと、自分が学生・院生のとき、わざわざ山奥の河原を求め、鍋を抱いて食材を背負い、電車にゆられて山中の渓流目がけて出向いたもので、ほぼ一日仕事であったと記憶している。今の言葉で言えば、オルレを愉しみつつ河原での昼食を堪能、ということになろうか・・・時間が許せばそんな芋煮会を是非とも実現したいものである。でも、トシのせいで歩けないかも・・・

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