2020/07/03 情報福祉マネジメント学科

教員の声:新しい学生生活 大倉准教授

教員の声<不定期更新>
学科の教育や活動について学科教員の視点でまとめて報告します。第6回目は、大倉准教授による新型コロナウィルスの流行によって始まった新しい学生生活についての報告です。

コロナウイルスから考える新しい学生生活

学生のみなさんとオンライン授業をスタートしてから1ヶ月以上が経過しました。

新型コロナウィルスの世界的流行の中では、情報技術の負の部分が多くの人を不安にさせてしまったり、国際化の流れが感染拡大につながったりするなど、世界中に予測できない脆さを露呈しています。

しかしながら、このことはウィルスとの共存を前提にした生活を余儀なくされ、私たちの日常生活を見直しながら、人間のあるべき姿に対して大きな問題を提起していると考えるべきです。

その一つの変化である、オンライン授業というスタイルは、学生の学びのスタイルを大きく変えました。そして、学ぶ側だけでなく、教える側にとってもかなりの工夫が不可欠となりました。

たとえば、Google Meetによる双方向型授業やオンラインでの課題提出は、教員としても手探りなことが多く、学生のみなさんにも負担をかけていることと思います。また、4年生の就職活動や卒業論文の中間発表準備にも大きく影響しており、心配が尽きないと思います。

ただ、その一方でオンライン授業は、好きな時に見ることができる、繰り返し見ることができるなど、ポジティブな意見も見えてきました。

そして、今年も宮城県警察から依頼があったサイバーボランティア活動については、例年のように多くの学生が参加するなど、変わらない一面もあります。

これからのことに目を向けると、新型コロナウイルス感染症の世界的流行は、今や私たちの日常風景の一部と化してしまい、「アフターコロナ」とか「with コロナ」といった言葉が多用され、世界の急激な変化と予測される未来像に対する議論も始まっています。

正確には国内外の多くの専門家が指摘しているように、我々がこのコロナとの共存・共生を図るという生活様式が近い未来のあり方といえるのではないかと考えます。コロナ禍が長期化することが予想されているだけでなく、今後も繰り返し流行する可能性が高いと言われていることからも理解できると思います。

ただ、好むと好まざるとにかかわらず、この未知のウイルスと付き合わなければならない以上、当然のことながら私たちにも価値観の変容が求められているのです。

身近な例をあげれば、手洗いによる消毒やうがいは、防疫対策としてではなく、新生活スタイルとして心がけなければならないということです。
 
今までは対面がすべてであった大学生活も、オンライン授業という選択肢を含めた新しいスタイルへの変容が求められることになるかもしれません。

とはいえ、大学生活は、大学教職員と学生がともに前に進み、学生が成長していくという教育の価値観は変わらずに大切にしたいと思います。

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