2022/01/06 情報福祉マネジメント学科

講義「グラフィックデザイン実習」の2021年度の課題作品の紹介

2021年度の講義「グラフィックデザイン実習」の受講生が課題作成として取り組んだ提案書を紹介します。

課題の説明
課題の説明
情報福祉マネジメント学科にて学生がどんな講義を受講し、学びを深めているのかを知っていただくために、講義にて制作した作品を紹介します。
今回は2021年度に「グラフィックデザイン実習」を履修した学生が作成した「地元企業へのキャンペーンビジュアルの提案書(一部抜粋判)」です。

本講義は、デザインソフトの活用方法を学んだり、ディスプレイ上デザインするだけでなく、パソコン上で創造したデザインを実際にプリントアウトし現物化する手法を修得することを通し、実践・提案力を学ぶことを目的に開講されている実習型の講義です。

講義を担当いただいている板持彰先生より、「社会とつながりを持って、課題を制作することでより学生の学びが深まるという講義とともに、実施した課題を多くの方に見ていただき、講評をいただくことで、学生たちの良いモチベーションを得るだけでなく、実践・提案力の大切さを実感できる」という話がありました。

そこで、今年度は、2015年に宮城県のワイン産業の復活を目指して開設された秋保ワイナリーのご協力を得て、キャンペーンビジュアルの提案書作成を実施しました。

講義では、キャンペーンビジュアルの組み立て方、見せ方、提案の仕方などを学んだ後、「秋保ワイナリーブランドの認知を大学生に促すためにはどうすればいいか?」というテーマにて、受講生が自ら情報を収集し、アイデアを考案し、テーマを解決するための提案書としてまとめました。
また、完成した提案書は、実際に秋保ワイナリーの担当者の方にお渡ししました。

提案書を見ていただきました醸造担当者の方からは以下のようなコメントをいただきました。
「どの提案書も学生独自の視点が盛り込まれており、自分たちとは違った視点から自分たちの仕事を見ることができ、とても興味深いものでした。ぜひ、提案書だけでなく一人ひとりとつながって、提案への想いなどを聞いてみたいと思える提案書でした」

今年度は、企業の方と講義をつなぐことが初めてであったため、秋保ワイナリーと学生の対談の機会までつくることができなかったのですが、秋保ワイナリーのご協力により、社会に提案する提案書作成というより実践的な学びとすることができたと考えており、次年度以降も地元企業と連携した学びを展開したいと考えています。