2020/10/23 福祉心理学科 保健看護学科 リハビリテーション学科

【多職種連携】3学科合同オンライン授業を実施

学生のうちから、多職種連携!
学生のうちから、多職種連携!
10月17日に、3年目となる福祉心理学科3年次、リハビリテーション学科2年次(理学療法学専攻・作業療法学専攻)、保健看護学科2年次の各学生が参加する3学科合同授業を、オンライン会議システムで実施しました。

この授業は1つの事例を通して3学科のそれぞれの専門的視点から学び合う授業です。

例年は一堂に会して半日間の取り組みでしたが、今年度はオンライン授業ということもあり、事前に各学科の学生には事例が提示され、事例に関する疾患や治療を予習し、各専攻学生がめざす専門職についても事前学習をしたうえで合同授業での事例検討に臨みました。
事前に学生には事例が提示されました
オンラインで、初対面のグループワークにもかかわらず学生たちは熱心に参加しました。事例に対し、気づいたこと、どうなって欲しいか、具体的な目標設定、何ができるか、を、専門職の立場から意見を出し合いました。そのうえで、多職種が連携してできることを具体的に検討しました。

【受講学生の感想より抜粋】
  • チーム医療という言葉があるように、それぞれの専門分野からの情報を共有することで、対象者への援助の幅が広がるのだと学んだ。
  • 今後臨床の現場で看護師として働く際、専門職ごとにそれぞれの個性があるということを念頭に、看護師としての役割と責任を果たし、チームの一員として対象者の生活を心身共にケア・支援することができる看護師をめざしたいと強く感じた。
各学科の教員がファシリテーターとして参加
参加学生からは自分からの提案だけでなく「私の職種に何をしてほしいと思いますか」と真摯で率直な意見交換もあり、ファシリテーターとして参加した教員からも「学ぶことが多かった」との意見が寄せられました。17人の教員がファシリテーターとして参加しました。集まった教員も福祉心理学科、リハビリテーション学科、保健看護学科、教育学部と、様々に連携しながらの合同授業でした。各グループの検討した内容は合同授業後に情報共有され、今後さらに学修を深めます。