2023/09/01 保健看護学科
【保健看護学科教員の社会活動】小野木准教授による教育講演「食とくすり・病とくすり」が山元町で開催されました
8月26日(土)、NPO法人 亘理山元まちおこし振興会の主催、山元町教育委員会の協力のもと、山元町防災拠点・坂元地域交流センター「ふるさとおもだか館」の防災研修室において、本学健康科学部保健看護学科の小野木 弘志(おのぎ ひろし)准教授による『「食とくすり・病とくすり』くすりと健康について考えてみよう!』と題した教育講演が開催されました。講演会には亘理・山元町地域住民49名が参加しました。
講演でははじめに、山元町の特産野菜「伊達むらさき」に関する小野木准教授の研究が紹介されました。
講演では、普段食べている食品の栄養素が体の中でどのように利用されているのか、また、その栄養素がどのような医薬品に応用されているのか、参加者にクイズとして考えてもらいました。クイズの答え合わせをすると、参加者から「あのCM等でよく聞く成分か」「化粧品のあの成分か」などの声があがりました。
講演の後半は食に関連する病(やまい)と、病に用いられるくすりの話がありました。講演後の質疑応答では、参加者より「目からうろこでした。このようなことを学んでいる学生がうらやましいと思いました」「サプリメントは効果があるのか」「お酒はどのくらいなら飲んでも良いのか」などの質問や感想が寄せられました。
小野木准教授は2017年より本学感性福祉研究所の研究プロジェクト「3.11を契機とする地域の健康福祉システムの再構築-『集中復興期間』後の展開—(2020年度で終了)」の一環として、山元町におけるさまざまな調査研究を開始しました。その後、プロジェクト終了後も研究及び社会活動を継続し、2023年5月からはNPO法人 亘理山元まちおこし振興会の顧問として、社会活動に取り組んでいます。