2024/09/03 リハビリテーション学科

【理学療法学専攻】地域スポーツクラブの小中学生サッカー選手を対象に体力測定を実施しました!

821日、24日、25日の3日間、理学療法学専攻のゼミ活動としてNPO法人泉パークタウンSPO&COMクラブ内のサッカーチームである「DUO PARK. FC」の小中学生サッカー選手を対象に体力測定会を行い、34年生12名と教員1名が測定者として参加しました。

 

今回の測定では握力、立ち幅跳び、反復横跳び、20mシャトルランなどの一般的な体力テストの項目に加えて、スポーツの怪我の予防を目的に股関節や足関節の柔軟性、下肢バランステスト、立位姿勢や動作フォームなどのチェックを行いました。

 

測定会の前には教員と学生で事前に打ち合わせや練習をして臨みました。

当日、学生たちは測定のみならず、自分たちから積極的に選手に声がけを行い、選手との交流も深めていました。

 

今後は測定した結果をもとにスポーツの怪我の予防や競技力向上に必要なトレーニングやストレッチについて検討し、チームや各選手にフィードバックする予定です。

 

参加した学生の感想

 

・病院外での理学療法士が関わる活動に参加させていただき、貴重な経験になりました。
 今後も機会があれば積極的に取り組んでいきたいです。

 

・小中学生を対象に測定するのは初めてだったので測定方法の説明の仕方など工夫して行いました。
 また、測定会は学生同士で協力し合いながらでき、とても有意義な機会となりました。

 

・はじめて実施する選手に対して分かりやすい説明をする難しさを感じました。
 この経験を活かし、今後は相手に合わせた分かりやすい言葉で伝えるコミュニケーションを心がけたいと思いました。

 

理学療法士が活躍する場は医療機関や介護施設とは限りません。
今回は地域スポーツクラブにおける理学療法士の関わりを学ぶ経験ができ、学内ではできない大変貴重な機会となりました。
今後もゼミ活動等を通じて、理学療法士の地域貢献について考えていきたいと思います。

 

今回、測定にご協力いただきましたクラブ関係者、選手、保護者の皆様には深く感謝申し上げます。

反復横跳びでは回数の測定だけではなく前からフォームも確認します。
立ち幅跳びでは跳んだ距離に加えて、踏み切りや着地時の膝の横への動きなどを観察します。
選手に声をかけながら片脚バランス測定(Yバランステスト)を実施しました。
垂直跳びの実施方法について説明をしている様子。
測定終了後に参加した理学療法士、学生、教員みんなで集合写真!