2026/03/11 社会福祉学科
2025年度日本ソーシャルワーク教育学校連盟東北ブロック研修会が開催されました
2026年2月26日(木)13:00~17:30、東北福祉大学仙台駅東口キャンパスを会場に、一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟東北ブロック主催による研修会(テーマ:「新カリキュラムに対応したソーシャルワーク実習教育—ソーシャルワーク教育の現状と課題—」)が開催されました。 当日は、東北地方の社会福祉士・精神保健福祉士課程およびソーシャルワーク教育課程を設置する養成校、ならびに実習機関の指導者などの関係者69名が、会場参加とオンライン参加によるハイブリッド方式で参加しました。
第1部 基調講演
テーマ:新カリキュラム完成年度後のソーシャルワーク教育の現状と課題
第1部の基調講演では、一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟副会長であり、法政大学現代福祉学部教授の髙良麻子氏を講師としてお招きしました。講演では、令和7年度社会福祉推進事業(厚生労働省補助事業)「社会福祉士養成課程におけるソーシャルワーク実習の標準化と充実等に向けた調査研究」の結果をもとに、2021年度から導入されたソーシャルワーク養成の新カリキュラムの現状と課題についてご講話いただきました。
終始和やかな雰囲気の中で講演が進み、参加者が時折うなずきながら熱心に耳を傾ける姿が印象的でした。講演では、講義・演習・実習を連結させ循環させる教育プログラムの必要性や、ミクロ・メゾ・マクロの各レベルを踏まえた実習プログラムのあり方が示されました。特に、メゾ・マクロレベルの実践をいかに実習生に伝えるかについて、実習指導者が抱える課題や現状が報告されました。
研修会後の参加者アンケートでは、「調査結果の報告が非常に参考になった」「養成校・実習機関・学生の三者による連携・協働の重要性を改めて認識した」「ソーシャルアクションの実習では、成果だけでなく、そこに至るプロセス(過程)に着目する視点が参考になった」などの声が多く寄せられました。
【用語解説】
ソーシャルワーク
生活上の困難や生きづらさを抱える人々に対し、社会福祉の専門知識と技術を用いて問題解決や自立生活、権利擁護を支援し、幸福(ウェルビーイング)の向上を目指す実践的な専門職であり学問分野です。福祉施設・医療機関・学校・行政・司法・企業など、幅広い分野で実践されています。
ミクロ・メゾ・マクロ
ソーシャルワークでは、ミクロ(個人)、メゾ(集団・地域)、マクロ(制度・政策)の3つのレベルから社会問題を多角的に捉えます。相談援助(ケースワーク)、集団援助(グループワーク)、地域活動(コミュニティワーク)、政策提言などの社会活動(ソーシャルアクション)を連携させ、問題の根本的な解決を目指します
終始和やかな雰囲気の中で講演が進み、参加者が時折うなずきながら熱心に耳を傾ける姿が印象的でした。講演では、講義・演習・実習を連結させ循環させる教育プログラムの必要性や、ミクロ・メゾ・マクロの各レベルを踏まえた実習プログラムのあり方が示されました。特に、メゾ・マクロレベルの実践をいかに実習生に伝えるかについて、実習指導者が抱える課題や現状が報告されました。
研修会後の参加者アンケートでは、「調査結果の報告が非常に参考になった」「養成校・実習機関・学生の三者による連携・協働の重要性を改めて認識した」「ソーシャルアクションの実習では、成果だけでなく、そこに至るプロセス(過程)に着目する視点が参考になった」などの声が多く寄せられました。
【用語解説】
ソーシャルワーク
生活上の困難や生きづらさを抱える人々に対し、社会福祉の専門知識と技術を用いて問題解決や自立生活、権利擁護を支援し、幸福(ウェルビーイング)の向上を目指す実践的な専門職であり学問分野です。福祉施設・医療機関・学校・行政・司法・企業など、幅広い分野で実践されています。
ミクロ・メゾ・マクロ
ソーシャルワークでは、ミクロ(個人)、メゾ(集団・地域)、マクロ(制度・政策)の3つのレベルから社会問題を多角的に捉えます。相談援助(ケースワーク)、集団援助(グループワーク)、地域活動(コミュニティワーク)、政策提言などの社会活動(ソーシャルアクション)を連携させ、問題の根本的な解決を目指します
第2部 分科会
第2部では、社会福祉士課程(福祉施設・医療機関)、精神保健福祉士課程、スクールソーシャルワーク教育課程の4つの分科会に分かれ、基調講演の内容を踏まえた情報共有とグループディスカッションが行われました。 養成校教職員と実習機関の実習指導者が、実習指導における課題や解決に向けた取り組み事例、養成の現状について意見交換を行い、会場参加者とオンライン参加者がモニターを介して活発な議論を交わしました。 第3部では、各分科会の内容が全体で共有された後、髙良 麻子 氏による総括が行われ、研修会は盛会のうちに終了しました。
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟は、北海道から沖縄まで、ソーシャルワークの養成を行う全国244校の会員校により成り立っています。そのうち東北ブロックは、東北6県の16の養成校(大学・専門学校・大学校の通学課程および通信課程)で構成されています。
ソーシャルワークは、AI時代だからこそ「人間力」が求められる仕事です。AIは、問いに対して多くの情報を提示することができます。しかし、人の心の痛みに寄り添い、言葉にならない思いを受け止め、ときには「答えない」という判断をすることができるのは、人間だからこそ可能な営みです。
いま社会では、こうした専門性をもつソーシャルワーカーの存在が強く求められています。東北6県のソーシャルワーク養成校では、「福祉」の専門性を通して人とかかわる仕事に関心をもつ皆様の入学を心よりお待ちしています。
ソーシャルワークは、AI時代だからこそ「人間力」が求められる仕事です。AIは、問いに対して多くの情報を提示することができます。しかし、人の心の痛みに寄り添い、言葉にならない思いを受け止め、ときには「答えない」という判断をすることができるのは、人間だからこそ可能な営みです。
いま社会では、こうした専門性をもつソーシャルワーカーの存在が強く求められています。東北6県のソーシャルワーク養成校では、「福祉」の専門性を通して人とかかわる仕事に関心をもつ皆様の入学を心よりお待ちしています。

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