2017/11/04 社会福祉学科

【ゼミ報告】赤塚ゼミが静岡福祉大学と合同ゼミ研修を実施しました

11月4日から5日まで、赤塚俊治ゼミ(3年)と静岡福祉大学の本多ゼミによる合同ゼミ研修を、名取市閖上と大崎市の穂波の郷クリニックに併設されている緩和ケア支援センターで実施しました。静岡福祉大学の学生たちは各駅停車の電車とバスを利用して4日の早朝に仙台駅に到着しました。仙台駅東口キャンパス前で待機していたマイクロバスで赤塚ゼミ生たちと合流し、名取市閖上を慰霊した後に「閖上の記憶」で被災者から映像を交えながら、被災当時の状況や被災者のその後の生活などについて詳しくお話を伺いました。

静岡福祉大学の学生たちにとっては初めてとなる被災地での活動であっただけに、赤塚ゼミ生たちと真剣に「震災・防災」と「復興の在り方」について学びました。なお、閖上地区には約6,000人の方が平穏に暮らしていましたが、地震・津波によって約800人の尊い人命が失われました。東日本大震災から6年8か月が過ぎましたが、被災者の心の傷は今も癒されていない現実を突きつけられました。

午後からは、穂波の郷クリニック・緩和ケア支援センター"はるか"で「がんサロン桜咲く」のスタッフから活動内容の説明を受け、さらには「患者さんのつぶやき共有・・・本来ならば緩和ケアプロジェクトは、1日2日でできることではありません。今回は、事前に緩和ケアチームがつぶやきを拾い、段取りをし、一緒にプロジェクトを実施します」と説明を受けました。

説明後は「かつおカレーライス」をご馳走になり、「がんサロン桜咲く」のスタッフの方が企画してくださった緩和ケアプロジェクト体験に参加させて頂きました。プロジェクトは第1コースと第2コースの2班に分かれて各ご家庭を訪問させて頂き、ご家族や地域の人たちとの交流を図りながら、料理作り、マキ割り、セッパ集めなどをしながら心温まる交流を図ることが出来ました。まさに「福祉の心とは何か」「人間の尊厳とは何か」をあらためて学ぶ機会となりました。

今回の合同ゼミ研修では、同じ“福祉大学”で学ぶゼミ生同士が大学は違っても、共有した研修時間と研修場所から共通目標としている「社会福祉学の源流」を学んだ貴重な大学間交流でした。ゼミ生たちが書いた感想には、「実際に活動することで、教室では学ぶことができない数多くのことを学ぶことができた」と書かれていました。

その機会を与えてくださった閖上のみなさま、穂波の郷クリニックのスタッフのみなさま、患者様やご家族のみなさま、地域のみなさまには、深く感謝申し上げたいと思います。そして他大学との合同ゼミ研修の素晴らしさを知ることができました。この貴重な体験は今後の大学生活はもとより、卒業後の社会福祉分野を担うゼミ生たちの糧になることを確信しました。

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