2019/10/09 福祉心理学科

【学び】発達障害支援NPO法人「ここねっと」納谷直子先生による講話 / 心理実践活動論

1年生を対象とした『心理実践活動論』の授業では、第一線で活躍しておられる卒業生や外部講師をお招きし、職場での心理実践活動の詳細や学生時代の学修経験などについてお話いただいています。また、講話の翌週に、専任教員のもとで講義内容を踏まえたグループディスカッションや振り返りを行い、心理実践活動に関する理解を深めています。

2019年9月30日(月)は、宮城県の発達障害支援NPO法人「ここねっと」の地域活動推進センターで支援員として活躍されている納谷直子先生(東北福祉大学大学院臨床心理学分野修了 / 臨床心理士)に講義をご担当いただきました。先生には、支援員の仕事内容、障害をもつ当事者の方々との協働、お仕事の魅力などについて、幅広くお話いただきました。10月7日は、振り返りとして「支援者に求められる姿勢」についてグループディスカッションと発表を行いました。

グループディスカッションの様子
学生の感想:納谷先生の講話について

「今日の講義を通して、人との関わりというものが如何に大切かを改めて実感させられました。納谷先生のお話を聞かせて頂けたことで、より心理学を活かせる仕事に就きたいという気持ちが強くなったように思います。お話にもあった通り、ただ出来事を話すだけでなく、どう思ったか・なにが必要だと感じたかを話すこと、これらを体験出来る機会を掴むことを目標の一つとして、まず一歩踏み出してみたいと思います。」

「将来に就くことになる仕事は、講義で得た知識も大事だけどそれ以上に自分が経験してきたことが役に立つということがよく分かりました。大学でボランティアやインターンシップなど様々な活動への参加が勧められているのも、新しいことや興味のあることを経験することで自分の糧になるからなのだと感じました。」

「心理学について講義で学ぶことも大事だが、自らが体験することで新たに気づき、学びが深まることが分かりました。発達障害の当事者と自分の価値観の違いを理解したうえで、当事者の行動の背景にはどのような意味が隠されているのか、客観的に捉え、サポートしていくことが大切なのだと分かりました。」

グループ発表の様子
「心理職は人と関わりコミュニケーションが重視される仕事であり、その中にも苦労がたくさんあると知りました。支援をする際に、相手にその課題にどう向き合わせるかを求めることが必要だと分かりました。それは簡単なことではなく苦労もあることを知りました。しかし、心理職には人の成長を感じたり、たくさんの人と出会うことによって、勉強になることも多く自分を成長させてくれるという魅力や面白さがあると学びました。」

「講話を聞いて、発達障害が大きな問題であるということが分かりました。ここねっとだけでなく、全国的に相談事務は数か月待ちという現実に驚かされました。ここねっとのように様々な資格を持った人が集まる施設は自分の知識だけでなく他の職の知識をつけなければならないことがとても大変だと思いました。就職しても毎日勉強なのだと気付かされました。」


学生の感想:振り返りについて

「グループディスカッションを通して、ほかの人と意見や考えを共有することで、自分では気がつかなかった考えに触れることや、自分の意見を深めることができました。今回の議題は障害者の支援についての姿勢でしたが、相手の話を聴き、考え方や価値観を否定せずに尊重することの大切さは、支援の現場においてもディスカッションにおいても大切だと感じました。」

「他の人と意見を交換することで、新たな切り口やものの見方を知り、自分の視野を広げられたように感じます。また、自分の中で「これはこうだ」と無意識に決めつけてしまっていたことにも気付かされ、柔軟な考え方が必要だという新たな課題も見つけることが出来ました。ディスカッションを通して、自分自身にも少しは向き合えたのではないかと思います。」

「今回の講義の時間にはじめてグループディスカッションをしてみて、同じ心理学を学んでいる同士、課題に関する考え方が似ていたり、「その捉え方もあるのか」と新たな発見がありとても刺激的な良い時間でした。発達障害者や知的障害者・精神障害者の支援をする際の姿勢についても、前回の納谷先生のお話を聞いた後より、知識や自分の考えも深めることが出来たので良かったです。」

(感想は一部抜粋です)



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